3回に分けてアップする一回目は併用軌道訪問時に立ち寄ってあまりの変貌にびっくりした藤崎宮前からです。
熊本電鉄は81年の大学鉄研の合宿に合わせて初めて訪問しました。
宇部・小野田線(未編集)、西鉄宮地岳線(こちら⇒久しぶりの西鉄電車)、西鉄本線(これから)、三井三池鉄道(こちら⇒三井三池鉄道 原万田)と回って熊本を訪れたのは3月2日の夕刻のことでした。
122 81.3.2 上熊本 |
こちらは前回の上熊本再訪編で紹介済みです。
夕陽を浴びて停車中の熊本電鉄の電車は全国各地に散らばって活躍した元南武鉄道の100形です。
この形式と鶴見臨港の110形は大変売れ行きがよく、殆どの車両が地方私鉄で第二の人生を送りました。
この日は、今考えると勿体ないことにこのカットを撮影後、ユースに投宿しています。
今ならそのまま菊池まで行ったでしょうね・・・。
これが後に悔いを残すことになります。
モハ102 81.3.3 藤崎宮前 |
始発電車前の藤崎宮前駅に向かいました。
1981年当時も既に市電の路線は廃止後で孤立状態になってしまっていた藤崎宮前駅。
どうやって行ったのか途中のことは綺麗さっぱり忘却の彼方です。
冬の九州は夜明けが遅く、尚且つ雨模様とダブルパンチで藤崎宮前の朝は暗かったです。
車両はオリジナルのモハ100形。
あまりデザイン性のない唯の箱に近い田舎電車、という風貌です。
モハ301 81.3.3 藤崎宮前 |
脇に立つ腕木信号機がたまりません。
モハ102 81.3.3 藤崎宮前 |
停車位置があまりに手前で停車中の姿が撮影できない立地でした。
天候悪く、ゆっくりした速度でもブレちゃってますね・・・すみません。
モハ506 81.3.3 藤崎宮前 |
自社長沼工場製のこの電車、見た目はそれなりですが、下回りは結構オンボロです。
モハ301 81.3.3 藤崎宮前 |
小田急時代の面影が良く残っています。
クハ203 81.3.3 藤崎宮前 |
この編成だけ何故か塗り分けが異なっていました。
どういうセンスでこんな塗り分け方にしたのでしょう?
直線かせめて金太郎塗りでいいのに。
81.3.3 藤崎宮前 |
ローカル電車の始発駅らしい風情です。
81.3.3 藤崎宮前 |
始発駅らしい華やかさは無く、どこかの途中駅みたいです。
モハ301 81.3.3 藤崎宮前 |
始発電車発車前の様子で、元東急車が出発後に、左側の側線にいるモハ100形が二番電車でホームに入ってきたことをこの写真見て思い出しました。
13.7.23 藤崎宮前 |
踏切に立ってびっくり。
あまりの変貌に同じ場所には見えませんね。
側線は全て撤去されて一線スルーになって寂しい駅になっていました。
奇しくもこの時も初訪問の時と同じ始発電車前ですので、藤崎宮前滞泊の運用はなくなったみたいです。
2 件のコメント:
藤崎宮前も変わっていますね~
でも、線路際の家屋の様子は案外昔の面影がありますね~。
私が行ったときには本線と並行した引き上げ線には、夕方の増結用のサハが昼寝していました。
Cedarさん
確かに線路左手には結構古い家屋が今も並んでいました。
通りに面した側は、駅舎らしい雰囲気が無くて、恥ずかしながら何と駅前に立って駅舎は何処か地図で探してしまいました〜。
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