鉄道コレクション飯田線の５２系二次車、実車編

鉄コレ飯田線の流電、二次車セットに入っていた実車の画像をまとめました。

クモハ５２００４　７６．５．５　豊橋

クモハ５２二次広窓車は２編成４両が製造されましたが、戦災で一両失われ、３両の仲間が阪和線経由で飯田線で余生を送りました。
残った３両はどれも少しづつ外観が異なりました。

クモハ５２００３　７６．５．５　豊橋

豊橋機関区脇を走行中のクモハ５２００３、電気側です。
奥の１６５系？もまだ非冷房です。

クモハ５２００３　７７．１．３　豊橋

クモハ５２００３、空気側です。
前照灯が事故復旧時に独特の下から支えるタイプから、簡易な一般的な支持方法に改造されています。

クモハ５２００４　７６．５．５　豊橋

こちらはセットに入らなかったクモハ５２００４、偶数車空気側です。
こちらも美しい張り上げ屋根を維持しており、前照灯の支持方法も他の流電と同じ姿なのですが、残念ながらパンタグラフがＰＳ１３に換装されているので、少し安っぽく見えます。

クモハ５２００５　７７．１．３　豊橋

こちらはクモハ５２００５、雨樋改造を受けた車両です。
車両の向きも偶数向きに方向転換されています。

クモハ５２００５　７６．５．５　豊橋

クモハ５２００５、空気側です。

サハ７５１０２　７９．８．１　富士宮

サハ７５１０２、１位側です。

サハ７５１０２　７９．５．５　富士宮

サハ７５１０２、２位側です。

サハ７５１０３　７９．８．１　富士宮

サハ７５１０３、１位側です。
サボ受けがウインドウヘッダー上とシル下の二箇所についています。

サハ７５１０３　７９．５．５　富士宮

サハ７５１０３、２位側です。
こちらは後期車にあたり、台車がTＲ４７に変更になってるほか、客引き戸やベンチレーターも変更が加わっています。
屋根周りの塗装やそれに伴う妻面カンバス止めも異なっています。

クハ４７１０２　７９．８．１　富士宮

クハ４７１０２、元クハ５８のタイプ、１位側です。
この車両は『旧型電車ガイドブック・上』の表紙を飾ったクハ４７１００番台です。
上記の本の印象が強烈に残っています。

クハ４７１０２　７９．５．５　富士宮

クハ４７１０２、２位側です。

クハ４７１０２　７９．８．１　富士ー富士川

上のクハ４７１０２やサハ７５を含む５連で帰らぬ旅路につく廃車回送の写真です。