また、京王線と井の頭線では、過去からの経緯もあってのことでしょうが、同時期に製造されても同じ仕様とはなっていない点も面白いです。
そんな京王線のグリーン車を、見た目的観点で分類をしたいと思います。
最初は京王線ですが、グリーン車は基本6両編成ではありましたが編成は一定ではなく、4+2と6両貫通、4+2編成にも2が新宿方と八王子方の双方があり、カルダンと吊り掛けの併結の日常的に行われているなど、両数さえ合っていれば何でもアリの様相を呈していました。
その京王線のグリーン車の第一回目は京王初の高性能車グループの2000系・2010系の電動車です。
デハ2054 80.5.27 明大前 |
編成は八王子方に2000系2連と新宿方に2010系4連がついた一番標準的な編成です。
デハ2053 79.7.10 代田橋 |
何といってもデカ目が目に付きます。
相方のデハ2000は全て中間に入っていて、結局撮ることができませんでした。
デハ2055 79.7.10 代田橋 |
上のデハ2053とはパンタグラフが異なります。
相方のデハ2000はいつも中間に入ってしまい、結局撮ることできずに終わってしまいました。
デハ2011 79.7.10 代田橋 |
電動機出力が上がり、中空軸平行カルダンからWN駆動に変わりました。
デハ2011は1次車で、パンタグラフの位置が後ろに移動した以外2000系と基本同一の外観です(デハ2000の後ろパンは後年の改造だそうです)。
デハ2016 79.7.10 代田橋 |
前照灯がシールドビーム、方向幕装備となり、窓もスチールサッシからアルミサッシに変更となっています。
デハ2017 80.6.2 代田橋 |
パンタが異なります。
デハ2021 79.7.10 代田橋 |
通風効率アップのためにグロベンに変更になっています。
それ以外にも車体裾のR状の仕上げが省略されてストレートな形状に変更されています。
デハ2062 80.6.2 代田橋 |
外観の移り変わりはデハ2010形と同様です。
デハ2012 79.2.28 代田橋 |
手前の連結相手はデハ2700ですが、サッシの桟の太さが随分と違います。
デハ2026 79.7.10 代田橋 |
8 件のコメント:
Chitetsu殿、おはようございます。
車体裾の処理とか、パンタの前後ろとかはさすがのワタシも違いがあるな程度には認識しておりましたがこうなってたのですかー!
でもさらにサッシの違いまであるんですね・・・
勉強になります。
しかも模型が欲しくなります(爆)。
鉄コレでスグにでも出そうなアイテムでありますなあ!
Chitetsuさん、こんばんは。
中間車化された2012の隣は同じく中間車化された2706ですね。
自分だけが美しいと思う2700形4両と2000系2両の6両編成、
2774-2704-2703-2773(TcMMTc)+2008-2058は、
Chitetsuさんが2012を撮影した頃に廃車されてしまった・・・
もし2774を撮影してたなら、次回載せてください。
あっ、書き忘れましたが、
今年の鉄コレにKH-14が来るとか噂になってますね。
どうやらイベント発売で売るようなことらしいですけど、
真相は定かではありませんが、来れば買いですね。
どうせならHOプラ完成品でもやって欲しいところ・・・、
マイナーだから無理でしょうけど。
もっと欲を言えば井の頭の旧1000系4両で(笑
グリイーヌ車どの
毎回よく捻ったネーミングを思いつきますね!感心いたします~。
京王グリーン車、良く見ると本当にいろいろと違っているのですよ。
この後アップ予定のT車はもっとすごいですぞ。
模型欲しいです!
鉄コレで出たらいいなあ。
マシュさん
こんばんは。
おっしゃるとおりお隣はデハ2706です。
リクエストいただいた2774ー2704・・・の編成、確か唯一の2700で4連を組んだいた編成だったと思います。
確認したら撮ってありましたので、次回の2700系の部で載せますね。
マシュさん
鉄コレの噂、あるんですか!
あったら是非とも欲しいです。
期待しちゃいますね。
買うのに列並ぶの嫌ですけど・・・
Chitetsuさん、こんばんは。
京王帝都のグリーン車は、よく見ると結構違いがあり面白いですね。
ちょっと調べてみたら、2010系2次車と3次車の中間的な車両が見つかりました。
それは、サハ2520・2570で、押込式ベンチレターながら車体裾がストレートになっています。
2700系5次車のサハ2754・2755として製造されましたが、2700系だった期間は短く、5070系製造のためデハ2700形が電装解除されると、2年ほどでサハ2500系に改造されました。
今後は、2700系やサハ2500系へと続くのでしょうか?
楽しみにしています。
元・いきもの部長さん
コメントありがとうございます。
ちょうど2500系の推敲中で、ご指摘の2両の存在を見逃しておりましたので、早速追加修正することにしました。
本当に合いの子のような存在の二両ですね。
この微妙な差も京王電車の面白いところです。
コメントのお言葉、ちょっとパクらせてくださいませ。
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