こんな電車がバンバン出るようになるとは思いませんでした。
・・・・ということで、有難くお買い物を今回も致しました。
今回の飯田線 |
今回発売は飯田線名物の一つ、荷物電車の2両セットと、一番ポピュラーなセミクロスの電車の2連セットですね。
夢を広げると何個も欲しくなっちゃう気もしますが、まずは1セットずつで思い留まりました。
今回は二回に分けて記事ネタ稼ぎ。
一回目は荷物電車のセットからいきます。
まずはタッチアップ |
いつも気になるテカテカ光る黒いパンタグラフを外して塗装しました。
その際、折角なのでグレーモールドのタッチアップも一緒にしました。
プチ加工終了 |
プチ加工終了。
これだけでも俄然メリハリがついていい感じになったと思います。
正に飯田線! |
出来上がった電車の記念撮影です。
これぞ、正に飯田線!っといった感じですね。
クモニ83103 |
クモニ83103です。
パンタグラフは辰野方を上げていることが圧倒的に多いですが、逆のこともあって絶対ではないようです。
クモニ13025 |
こちらはクモニ13025です。
17M車はやはり可愛いですね。
クモニ13の連結器 |
クモニ13の連結器は思い切った構造になっています。
台車から車端部までのクリアランスの少ない17M車は連結器の装着に苦労させられる部分ですが、ここまで思い切っちゃうんですね。
ちょっとビックリ。
それでは実物編です。
クモニ83102 80.9.1 田切 |
9月とはいえ、まだ真夏のような日差しの中を往く飯田線電車。
クモニ2両と旅客車2両の模型的な電車列車です。
クモニ83103 82.8.29 城西ー向市場 |
有名な渡らない鉄橋でとらえたクモニ83103。
荷電運用は2連運用と1両の運用がありました。
1両の運用には原則クモニ83が充当され、クモニ13の単独運用はあまり見られませんでした。
クモニ83101 83.3.19 上片桐ー伊那大島 |
これまた有名な上片桐のカーブを行く荷電の2連運用。
二連運用は南部ではすべて旅客電車併結でしたが、北部では単独で運用される列車がありました。
次はモデルになった車番の実車を見てゆきます。
クモニ83103 78.1.2 豊橋 |
クモニ83103、空気側です。
クモニ83103 78.1.2 豊橋 |
同じく電気側です。
クモニ13025 80.8.31 駒ケ根 |
クモニ13025、空気側です。
クモニ13025 80.8.31 駒ケ根 |
こちらはオマケ画像。
背景の建物が印象的でした。
クモニ13025 83.5.22 下平 |
クモニ13025、一応電気側です。
クモニ13026 79.3.23 伊那新町ー宮木 |
クモニの2連が早春の伊那谷を往きます。
こんな電車が毎日走っていた時代が懐かしくなります。
クモニ13026 83.3.20 沢ー伊那松島 |
北部の田園地帯を夕陽を浴びながら走るクモニ13。
国鉄時代39号の記事 |
飯田線の荷物電車については、ネコパブ刊の『国鉄時代』39号で地元の渡辺渥美さんの撮られた貴重な画像に私がキャプションを付けさせていただいた記事が掲載されています。
荷物電車運用の記事もあります |
また、他線区では見られなかった複雑な飯田線の荷物電車の運用についてもその概要を書かせていただいています。
興味をお持ちの方は是非ご覧ください。
14 件のコメント:
クモニ13、自動連結器装備の時もあって中国地方にいた17m国電とは異なり連結器回りがいかつい感じでしたね。
元々はPS13装備なのでしょうが、PS11に変えられたのは現場に予備部品を抱えていた影響でしょうか?
飯田線のクモニ13は電気機関車的な使われ方を長くしていましたね。
クモニ83が転入してから見慣れた運用のスタイルに変更されています。
PS11装備なのはやはり使いまわしなのでしょうか?
本題から外れますが、飯田線ではクモハ14なんかにもPS11付きがありました。戦前には電車の配置がなかった静鉄局が、どうやってPS11を手配したのか。気になるところです。
期せずして同時になっちゃったですね!コピペしたろう、と待ってたのに(糞爆)。
あいかわらずすでにタッチアップ済の早業、実物編もすばらしい!
チキショー(糞爆)
モハメイドペーパーさん
静鉄配置車にPS11装備車が多いですね。
東鉄局はPS13換装が進んでいたので、譲ってもらっていたのでしょうか?
我がココロの飯田犬殿
私もコピペ狙っていましたが、同時発射なっちゃいましたね〜〜。
残念!
もうちょっと待っていたら手が抜けたのにね〜。
私もクモハ54-クハ68セットとクモニ13-クモニ83100セットを購入しました。
17m旧型国電は台車より外側のオーバーハングが短いために、20m車を前提にしたTOMIX TNカプラーが入りにくく、鉄道コレクション第4弾のクモニ13を横浜線の旧型国電風にTOMIXの73系に連結させようとした時、カプラーポケット部分を徹底的に切り詰めて何とか台車が回るようにしました。この目的のためにBONA FIDEが17m車用のTNカプラーポケットを発売しています。
今回のクモニ13もオーバーハングの短さのために従来型のカプラーポケットが収まらないため、構造を抜本的に変えたようです。注目したのは、先頭に立つこと専用に連結器胴受けとジャンパー栓受が一体になったパーツが付いたことで、このパーツは飯田線の他の車のディテールアップなど、利用価値が高いのではないかと考えています。
本日、買ってきました。
同じく1セットずつで思い留まりました。
さらに本も拝見しました。
(立ち読みですみませんが‥‥)
12号線 さんが書かれているようにクモニ13は自動連結器装備で貨車を牽引していましたね。
同時期には大糸線でもクモハユニ64が自動連結器装備で貨車を牽引していました。
両車が飯田線で最後迎えたのも運命のいたずらかもしれません。
原口さん
クモニ13のカプラーの構造は思い切りましたね。
ひっくり返してビックリしました。
17M車はゲージを問わずカプラーの取り付けが隘路になりますね。
専用パーツは利用価値ありそうですね〜。
元・いきもの部長さん
今回の製品、買われましたか。
本の立ち読みもありがとうございます(笑)。
輸送需要の少ない線区では機関車代用には両運の荷物電車は都合が良いのでしょう。
地方私鉄みたいで面白いです。
クモニ13型用の胴受パーツを利用した加工を行いました。KATOの飯田線シリーズの旧型国電の連結器に胴受を組み込みました。
今回、飯田線の車ということで、「我が心の飯田線掲示板」のほうに写真を紹介したのですが、連結器のパーツの方に胴受を一体化させています。具体的には首振りのガイドとなる、連結器から横に伸びた部分を胴受がはまる長さまで切り詰めてから胴受を真鍮線を受けこんで固定し、胴受が首振りのガイドとなるようにしました。このため、連結器と一緒に胴受も首を振りますが、先頭に立っていて連結器が定位置にある限りは特に問題はない、という「奇策」になります。このほか、切り取ったジャンパ栓受けもプラ板を介して取り付けました。また、台車の方にも排障器を付けましたが、これはGREENMAXのロングセラー品(台車マウントのカプラーポケットに付けるもの)を真鍮線を植え込んで固定しました。
モハメイドペーパーさんへの書き込みとの関連なのですが、工場間での部品の融通は行われていなかったらしいです。例えば、富山港線の旧型国電を検査していた松任工場でも、他工場からの部品の融通は無く、クハ79244で確認されているDT12からDT13への台車交換は他工場からDT13を調達したのではなく、DT13を履いていたクモハ73007を廃車して発生したものが転用されたと考えられます。また、クハ79220,240,244、クモハ73355の2段窓改造も、73系と交代して廃車になった17m旧国のうち、73系と同じ700mm幅の窓を持つクモハ11224,228,242、クハ16219から窓枠を転用した可能性が高く、特にクモハ73355の天地の小さい窓は元モハ30型であるクハ16219の窓枠が転用された可能性が高いです。
原口さん
KATOの飯田線から登場したカプラーはちょっと悩ましいですね。
私はまだTNに換装するべきか悩んで手をつけていません。
原口さんの改造方法もお手軽で見栄えはしそうですね。
富山港線の二段窓改造はやはり17メートル車からの窓枠流用なのですかね。
数が合わない分だけ木工で補完したのでしょうか?
KATOの飯田線シリーズの動力ユニットをTOMYTEC鉄道コレクションのクモハ51形を加工した京阪神緩行線のクモハ51010に組み込んだのですが、TOMIXの72系と編成を組むために車体マウントのTNカプラーを取り付けました。この時、床板側をTNカプラー対応に削り込むだけでなく、台車の方もギアボックスがカプラーポケットに干渉するため、ギアボックスを切り詰めることが必要になりました。かなり派手にギアボックスを切り取ることになり、この結果、ギアボックスに大穴が開いています。同じ加工を鹿島臨海鉄道6000形のTNカプラー化でも行っており、KATO製品ではギアボックスの加工は共通の加工になりそうです。また、KATOのDT20などのブレーキシューが踏面ブレーキで両抱き式のものはブレーキシューのモールドが内側へ大きく回り込んでいるのですが、これがTNカプラーのポケットに干渉します。このため、KATOのモハ80形の動力ユニットの車体マウントTNカプラー化を断念しています。
原口さん
KATO製品のTN化は結構ハードル高いのですね。
設計コンセプトが違うので仕方ないのでしょうが、困ったものですね〜。
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