その折、割とその目的地の近所に東急のデハ3499号が保存されている筈と思い、こちらも行きがけの駄賃に見に行きました。
つい先日デハ3499号の模型キットも購入したので(こちら⇒土曜日のChitetsu)見たい気持ちも大いに膨らんでいました。
デハ3499 14.12.4 群馬県富士見村 |
デハ3499号は50両の仲間のいる3450形電車の中で唯三両残された両運電車です。
三両の内訳は日車製のトップナンバーデハ3450(こちら⇒東急大井町線のデハ3450)、川崎製のデハ3498、3499の3両です。
デハ3450号はご存知のようにモハ510形に復元されて電車とバスの博物館に保存されていますが、デハ3498号は晩年に荷電に改造されてしまいました(こちら⇒デワ3043)。
そしてデハ3499号は廃車後東急車輛の入換用になっていました。
こんな看板も |
それを有志の方がこの赤城のちに移動して修復・保存作業をしているとのことです。
保存の趣旨が書かれていました |
電車脇の物置にはこんな保存の趣旨が書かれていました。
正に頭の下がる思いです。
デハ3499 14.12.4 群馬県富士見村 |
電車は公道からよく見える広々とした場所に置かれて修復の最中のようでした。
デハ3499 14.12.4 群馬県富士見村 |
こちらはパンタ無し側の姿です。
久しぶりに見る現車はやっぱり良いですね!
デハ3499 14.12.4 群馬県富士見村 |
パンタ側はパンタを外して屋根部分も修復中のようでした。
デハ3499 14.12.4 群馬県富士見村 |
舐めまわすように一周してゆきます。
デハ3499 14.12.4 群馬県富士見村 |
これからの作業は大変でしょうが、綺麗になった姿をまた見に行きたいものです。
デハ3499 81.8.24 千鳥町 |
デハ3499号現役時代はこちらをどうぞ(⇒東急池上線 千鳥町)。
6 件のコメント:
2010年8月のことですが、この車が現在の保存場所に向けて「輸送されるところ」を目撃しています。8月5日の朝、知人より「埼玉県熊谷市西別府の上武国道わきのドライブインに電車が止まっている」との情報が寄せられ、見に行ったところ、トレーラーに牽引されたデハ3499号車が駐車場に入っていました。休息を取っていた運転手にどこに持っていくのか伺ったところ、「赤城の方」である、とのことで、また、別にこの車両の輸送が「保存目的である」こととの情報が寄せられました。
この時の車両の目撃以降私の方では音沙汰がなかったのですが、確かに「赤城の方」に保存されていたこと、保存、修復のための組織が立ち上がって活動が始まっていることがわかり、安心するとともに、今後にも期待しています。
「我が心の飯田線掲示板」の方に輸送中のデハ3499号車の写真を紹介していますので気が向いたら見てみてください。
京急1000形が最後の活躍をしていた頃、東急車輛を見学をしたときに見かけました。
残念ながら、近づくことも撮影することも出来ませんでした。
(納入前の車輛があるため、場内は全面撮影禁止でした。)
綺麗な姿になったら再会したいですね。
原口さん
移送中の姿を目撃されたとは、貴重な体験ですね。
情報入手から行動を起こすまでが勝負ですから、その行動力脱帽です。
綺麗な姿を見られると良いですね。
元・いきもの部長さん
東急車輛見学、私もしてみたかったです。
私は京急から分岐する踏切から構内を眺めたことしかないです。
この先も修復作業大変だと思いますが、出来上がったらすばらしいものになりますね!
やっぱり3450形、かっこええですわ!
五島慶犬殿
80分の1でも大変なのですから、1分の1はさぞや大変であると思います。
晩年の姿が遺されることはありがたいことです。
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