メモ帳代わりレベルですが、何かの役に立つ知れませんのでアップします。
完成画像はこちら(⇒配給電車の工作・完成編)。
最初から見ちゃおうという殊勝な方はこちら(⇒配給電車の工作・その1)。
一回目はクモニ13形です。
クモニ13016 79.4.18 三鷹電車区 |
三鷹電車区で昼休み中のクモニ13016。
他のクモニ13より前照灯が低い位置についています。
クモニ13002 78.6.3 三鷹電車区 |
こちらはクモニ13002。
扉の形状や通風器の有無など細かいところに各車特徴がありました。
クモニ13 78.4.15 東中野ー中野 |
東中野の桜の下をゆくクモニ13。
快速線を飛ばして来ました。
恐らく13002と思われます。
クモニ13002 80.2.26 駒込 |
配給電車で運用されているクモニ13002。
でも、表示は『荷物電車』。
クモニ13002 80.2.26 駒込 |
上のカットを撮影後、運良く信号停車。
追いかけて撮影しました。
クモニ13002 80.2.26 駒込 |
屋根周りもバッチリ。
クモニ13002 80.2.26 駒込 |
パンタまわり。
クモニ13005 79.9.3 秋葉原 |
今回のプロトタイプに選んだクモニ13005。
正面に通風器が付いています。
クモニ13005 79.7.7 秋葉原 |
こちらは空気側。
クモニ13006 79.4.18 目白ー池袋 |
こちらは常磐無線のないクモニ13006。
クモニ13030 78.6.12 荻窪ー西荻窪 |
鋼体化改造のクモニ13は東京地区には030と033の2両のみの配置でした。
その上、私が知る限り荷物電車には運用されたケースは見たことがなく、配給電車ほぼ専用でなかったかと思います。
この13030号は他の車両と異なる部分が目に見えるところで2つ存在します。
① ジャンパ栓受けが古い箱型の木箱がついていること⇒私は現役国電ではこれしか見たことがありません。
② パンタ母線が木製のカバーで覆われている⇒これは数例だけ見ているだけです。
この車両についての記事はヒナさんのこちらの記事が大変参考になります(こちら⇒ナナサン顔の荷電を作る)。
また、こちらのサイトにも昔の姿が掲載されています(⇒こちら)。
クモニ13030 79.4.6 大塚 |
逆光でどうにもならない画像ですが、13030号車のパンタ側画像はあまり検索しても出てきませんので参考までにご笑覧ください。
因みに常磐無線の位置が他の車よりも離れて配置されており、ベンチレーターが間に3個あるのもイレギュラーでしょう。
クモニ13033 79.4.12 大塚 |
こちらはクモニ13033号。
こちらのほうが普通の姿です。
常磐無線の位置もこちらが自然な位置です。
クモニ13033 78.12.8 原宿 |
今や懐かしの103系を追い抜くクモニ13。
12 件のコメント:
おぉっ!実物編ともなると、また最初から制作記を読み直したくなる!
ぼくの休みは相当chitetsu先生に時間を持っていかれるのに、腕は全く上がらず困ったものです、、、
はたのさん
是非、読み直してください!
たくさん読んでいただけると、某おっちゃんのブログを引き離せますから(^O^)。
高崎・東北方面の配給は、朝の9時過ぎに下って、夕方17時前に戻って来るスジでした。時々入出場車が挟まっていたので、定点撮影していれば、貴重な記録になったはず…。
あ、そっか、こっちを一回みたら、あちらを3回、でしたね、確か笑
モハメイドペーパーさん
高崎、東北方面の配給は一番のロングラン配給でしたね。
当時の時刻を見るとどちらも2時間以上かけて走っていました。
はたのさん
あっちを一回見たら、こっちを3回でお願いします^o^。
chitetsuさん、こんばんは!
毎度、貴重な画像をありがとうございます!
クモル&クモニ×2の完成、おめでとうございます!今度、是非是非拝ませて下さい!ところで、前サボは差し替え出来る構造でしょうか?チョっと気になりまして・・・。
クモニ13016の前照灯が低い位置に付いているのは、今まで気がつきませんでした。識別ポイントを一つ増やすことが出来ました♪ありがとうございます♪
配給電車さん
こんにちは。
スタートから足掛け20年以上かかっての完成です。
配給電車さんのブログも随分と刺激を受けて完成まで持ち込むことができました。
今度また見せ合いっこをしましょう!
前サボは差し替えできます。
まあ、どれ入れても『配』ですが・・・。
クモニ13、個体差が結構あって興味は尽きません。
モハメイドペーパーさんの高崎、東北方面への配給列車ですが、JRになってからのクモル145、クル144形ですが、熊谷駅に止まっているところをしばしば見ています。当時の行動を考えると、朝の下り列車が熊谷駅で退避しているところを上り列車から見ていたと思われます。
配給車と新前橋電車区、小山電車区の入出場車との連結では1つ問題点がありました。大井工場では大崎駅での車両の方向に従って、偶数車が北を向いていたのですが、新前橋、小山両区の車は東京駅基準で偶数車が南を向いており、このため、配給車が山手貨物線を北上して新前橋、小山電車区へ向かうと偶数車が北を向き、偶数車同士が顔を合わせて、電気側、空気側のジャンパケーブルを普通に連結できなくなってしまいます。このため、配給車で入場車をサンドイッチすることができず、配給社の後ろに入場者をぶら下げる編成にして、長いジャンパケーブルを用意して連結器の上をクロスさせて反対方向に面している電気側、空気側の線を連結する、という方法がとられました。このため、小山、新前橋両電車区の旧型国電と配給車との連結列車を見ると、電気側と空気側が同じ方に面していることが確認できます。
原口さん
車輛の方向が逆向いちゃうこと、営業列車でもあったみたいですね。
連結して初めて気づく、なんて言う間抜けた話は現場では発生したこと無いのか?なんて気になっちゃいます^o^。
車両を連結しようとしたら方向が逆だった、という話ですが、実は似た事件が起こったことがあります。
昭和49年末から50年初頭にかけて中央東線用にクモユニ82000台とクモニ83026~029が改造されましたが、工事は日光線鶴田駅が最寄りだった富士重工で行われました。このための車両を富士重工へ回送したのですが、2両、備品の不適合(台車DT13、モーターMT40に対して、クモハ73257がDT13-MT30C、クモハ73197がDT15-MT40A)のために改造対象から外れ、返却することになりました。代わりの車として昭和49年12月5日にモハ72068, 263がクモヤ90形に挟まれて津田沼電車区より鶴田へ回送され、クモハ73197, 257を返却することになったのですが、鶴田駅でクモヤ90をクモハ72197,257に連結しようとしたときに両車が方転していて電気的に連結できないことが発覚しました。発車予定期間まで2時間しかなかったため、クモヤだけで帰ることも考えられましたが、近くの小山電車区に長ジャンパケーブルがあることがわかり、タクシーにジャンパケーブルを載せて急遽輸送してもらい、出発直前になってケーブルをつなぐことができて回送列車を出発されることができました。
小山電車区に長ジャンパがあったのは、当時は日光線用の旧型国電が存在しており、大井工場への回送のために逆向きの配給列車への連結の必要があったためで、かなり特殊な状況でない限り長ジャンパケーブルは常備していないことがわかります。
原口さん
コメントありがとうございます。
やはり直前で繋げないというトラブルはあったんですね。
それにしても、改造種車の台車の違いぐらい最初から分かりそうなものと思うのですが•••
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