これまでの行き先は、親の都合を重視してそれに息子の希望も一応配慮するというパターンで、
ことでん (こちら⇒夏休み親子旅 ひろでんほか ・ ことでん)
ばたでん (こちら⇒一畑電車運転体験)
と行ってきましたが、今回は愚息の希望を優先させてあげることにしたところ、『ブルトレ』に乗りたいとの発言。
ということで、自動的に列車は『北斗星』、行き先は『北海道』と相成りました。
『ブルトレ』に選択肢が遂に無くなってしまっているのも寂しいことです。
トワイライトエクスプレスの廃止が公表された現在、北斗星も先行きが随分と暗そうですから、私としてもこれが多分最後のブルトレ+食堂車体験になりそうです。
今回はパッケージツアーで予約 |
夏休みの北斗星は今も予約が取り辛いとの話は耳に入っていました。
また、いつもながらゴールデンウイークを過ぎないと夏休みの事を考え無いのも悪い癖。
みどりの窓口やネットでハラハラしながら切符を買うのも結構面倒なことです。
そこで今回は友人のアドバイスに従って、パッケージで予約することにしました。
がっ。
そちらも既に旅行会社枠は完売!
まあ、当たり前ですね、考えてみれば・・・・。
みんなこの手の行動は素早いですね(←ジブンガ・・・トロイダケ)。
そこで、希望日をいくつも挙げて発売当日の運を旅行会社に委ねようと窓口に行ったら、運良くデュエットのキャンセルが発生していました。
と言うことでハラハラせずに北斗星乗車が確約されました〜。
行程は仕事の都合から北斗星一泊を含めての二泊三日。
パッケージツアーなので、宿泊+2日分のレンタカーがセットでついています。
私 : 初日のレンタカーは要らないから安くならないのか?
お店 : パッケージなのでダメです〜。
時期も時期だし、高いなあ〜(でも結果から言うと正解でしたが)。
お金掛けて行くのに日曜夕方出発だし、あっという間に帰ってきちゃう行程だし・・・
折角北海道行くのに、モッタイナイです。。。
ブーブー言いながらも8月3日を迎えました。
14.8.3 上野 |
夏休み旅のスタートは、旅の始発駅として来る機会が少なくなった上野。
北斗星入線 14.8.3 上野 |
推進運転で尾久からやって来た『北斗星』。
この当たり前の風景も今や定期では一日2本だけになってしまいました。
夏休みらしく親子連れの姿が多く見られました。
EF510-512 14.8.3 上野 |
この機関車を見たのは初めてです。
この機関車も何年かしたらカモレ専用機?
14.8.3 上野 |
こちらは見慣れた後ろ姿。
ブルトレ音痴の私には形式も番台も????です。
オハネ25564 14.8.3 上野 |
今晩お世話になるのはこの車両。
B寝台のデュエットです。
オハネ25564 14.8.3 上野 |
車内廊下はこんな感じです。
この車両は後で調べたらB寝台車を改造して作られたそうです。
随分手をかけた訳ですね。
こちらの車両は北海道車で編成の前半分には東日本車が連結された混成編成でした。
オハネ25564 14.8.3 上野 |
デュエットの個室内部です。
指定された個室は13番。
一番車端の台車の上。
しかも奇数は下段。
まあ、贅沢は言いますまい。
グランシャリオ弁当 |
ディナータイムの食堂車利用は予約も取れないし、高額なので愚息にそんなディナーを与えるのはモッタイナイ。
『グランシャリオ弁当』で我慢します。
食堂車の様子 |
こちらは明朝の朝食でお世話になることとします。
弁当食べてビールを飲めばあっという間にウトウトです。
既に宇都宮は記憶がありませんでした。
14.8.4 青森 |
一晩中起きていたらしい息子に起こされたのは懐かしの青森。
12年ぶりにやって来ました。
・・・と言っても運転停車でホームに立てないのは残念。
懐かしの津軽線を油川、蓬田、瀬辺地と通って蟹田手前で津軽海峡が見えた時、この列車を撮る人だかりを発見!
こんな早朝に凄いパワーと感心しちゃいました。
新幹線が津軽海峡線に合流する区間がほぼ完成していることや、海峡のトンネルに入るところで軌条が三線になっているのを確認してから再び夢の中へと入ってゆきました。
ED79 4 14.8.4 函館 |
翌朝は定刻函館に到着です。
周りの乗客同様、編成前後の機関車を目掛けて右往左往します。
ED79も久しぶりに見ました。
いつの間にかパンタグラフがシングルアームになっているんですね。
DD511148 14.8.4 函館 |
編成先頭にはDD51が連結済み。
麦わら帽子の子供が夏休みを感じさせます。
朝食メニュー |
函館発車時間から朝食の提供が始まりました。
早速食堂車に行くと予約の列。
一時間半待ちとのこと。
『ベントーならすぐタベラレルヨ』との誘惑のお言葉。
そんな甘い言葉はスルーして順番待ちリスト入りしました。
このことはある程度ネット検索で予測済みでしたのでびっくりはしませんでした。
ネットの恩恵ですね。
時間が近づいてから隣のロビー車で呼ばれるのを待ちます。
漸く順番が来てテーブルに案内されます。
朝食のメニューはこちら。
朝食 |
こちらは洋定食。
愚息は和定食を選びました。
内容はそれなりかな~。
場所代+雰囲気代込ですからね。
14.8.4 札幌 |
札幌到着。
東京から線路の上を走って札幌に到着するというのは飛行機とは違った感慨がありますね。
まずは懐かしいブルトレの旅が終わりました。
2 件のコメント:
運良くとれた北斗星の旅、結構ですね。
これからは夏休み以外でもトワイライトのように取れなくなるのでしょうか。
周りの子供を押しのけカメラを構える姿が想像されます。
ところで当然二人旅でしょうが、残りのご家族はいかに。
こんな旅行はしたくないといわれたのでしょうか。
いさん
北斗星は相変わらずこのシーズンは取りにくいみたいですね。
家族は各々夏の行事があるので、まあいいのではないでしょうか?
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