若柳の駅はくりでん最初の交換駅にして車庫のある要衝駅です。
01.10.14 若柳 |
3セク化後の若柳駅舎。
下のくりでん時代と比較してみてください。
87.2.21 若柳 |
駅舎外観。
屋根のトタンの貼り方が独特で、こと駅舎建築としては珍らしいスタイルです。
最後まで懐かしい木造駅舎の雰囲気は変わりませんでした。
87.2.21 若柳 |
駅舎をホーム側から見たところ。
構成は国鉄風というか、実にオーソドックスです。
87.2.21 若柳 |
この駅ではタブレット閉塞方式が堅持されていたため、張り出し室にはちゃんと例の赤いやつが現役で活躍していました。
M153 87.2.21 若柳 |
その赤いやつが『ゴン、ゴン』となりました。
少し間を置いて、上り電車が到着しました。
交換が無い時には本屋側のホームから発着をしていました。
左からC171、ED201、ED203 82.3.15 若柳 |
車庫を訪問します。
電車と並んで軽便時代からの機関車が待機中でした。
ED202 82.3.15 若柳 |
こちらがその電気機関車。
軽便時代からの台車を改軌して最後まで活躍を続けました。
上の写真を見ると電車に比べて随分小柄なのがわかると思います。
ED251 87.2.21 若柳 |
こちらは東武鉄道日光軌道線からやってきた東洋工機製の箱型電機機関車。
丸っこい愛らしい姿をしています。
M171 82.3.15 若柳 |
こちらは西武からやって来た元国電。
収容力が大きすぎたみたいで、晩年は全く動いていなかったようです。
きっと電気代も結構かかったのではないでしょうか?
M152 82.3.15 若柳 |
主力のM151形は自社発注の電車で、登場時は東北ではかなり光った存在であったと思われます。
M181 82.3.15 若柳 |
こちらは西武所沢製のM181。
工場が工場なので、西武の501系を短くしたようなデザインです。
ワフ74 82.3.15 若柳 |
貨車も渋いラインナップでした。
こちらは骨董的なスタイルの地方私鉄正統派ワフ、といった感じでしょうか。
既にこの当時は余剰気味で、ワフが手を繋いで惰眠を貪っていました。
貨車とその貨物列車についてはこちら(⇒栗原電鉄 最後の貨物列車)をご覧下さい。
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