比島の駅は里山を背にしたちょっとした村落の手前に位置しており、駅とその前後の区間はかなり狭い道路に接してクネクネと併用軌道のようになって電車は走ります。
昔はどこでも見られた風景だったのかも知れませんが、平成の世になってもその姿が残っているのはここぐらいではないのかと思われます。
モハ251 00.4.15 比島 |
比島の駅を背に福井へ向かう電車を脇の田圃から狙いました。
この写真だけ見ると、後ろに道路があるという感じが全然しません。
後ろの大木が印象的です。
比島駅舎 00.4.15 |
良い味を出しています。
00.4.15 比島 |
線路と道路が寄り添って走っています。
この風景は今も基本的には何も変わっていません。
00.4.15 比島ー発坂 |
架線柱が道路も跨いで反対側の土地にも建っています。
これ、堪りません・・・
モハ2201 00.4.15 比島ー発坂 |
手前の道は殆んど通行がないので車に邪魔されないかとドキドキすることなく安心して電車を撮れます。
モハ251 00.4.15 比島ー発坂 |
模型で再現したい風景です。
モハ251 00.4.16 比島 |
モハ251 00.4.16 比島ー勝山 |
桜の古木が7分咲きです。
細い川と細い道に挟まれた線路・・・
華奢な造りの架線柱・・・
どれをとっても何ともフォトジェニックな風景です。
モハ2201 00.4.15 比島ー勝山 |
これはやはり今も基本的に変わりません。
2 件のコメント:
数年前の秋にこの区間を歩きました。
しかし駅の素晴らしさには気がつきませんでした。
車両だけでなく各駅の情景に目を向ければ今でもこの鉄道の素晴らしさが色々とあるのですね。
今回紹介された「えちぜん鉄道」の駅の素晴らしさにまた無性に行きたくなりました。
katsuさんもえちぜん鉄道になってから行かれたのですね。
電車が新しくなってから私も足が遠ざかっていましたが、今年改めて訪問して電車だけが鉄道の魅力ではないことを再認識しました。駅舎も永平寺口のような有名なもの以外にも鷲塚針原、松岡など6つの駅が有形登録文化財に指定されています。
ゆっくり駅めぐりもまた乙なものではないでしょうか。
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