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2012年6月18日月曜日

久しぶりの江ノ電

先日娘が遠足で鎌倉に行って、寺巡りをしたりしらす丼を食べた話を聞いていたら、ふと江ノ電に久し振りに行って見たくなり、先週の水曜日午後半休を取って行き当たりばったりで江ノ電に行ってきました。

昼下がりの快速アクティで藤沢に向かいます。
藤沢で一日フリーきっぷ580円也を購入して江ノ島まで乗ります。
取り敢えず目指すはやっぱり定番の路面区間です。
江ノ島の駅はどこか時間の流れがマッタリしており、都内から一時間でこんな世界にはいれるのだな〜とちょっと新鮮な気分になりました。
梅雨入り宣言があったのに良い天気の一日で、 江ノ島から路面区間に出て来る電車を道路の日陰で待ちます。
355 12.6.13 江ノ島ー腰越
1001 12.6.13 江ノ島ー腰越
1551 12.6.13 江ノ島ー腰越

当日はお目当ての300形最後の一本も走っていました。
12分刻みにやって来る電車を沿道のお店を冷やかしながら撮りました。

因みに皆さんは上の3本の電車の写真を見て、どれが吊り掛け駆動で、どれがカルダン駆動か即答出来ますでしょうか?
私は薄れつつあった昔の記憶では当たらず、音を聞いての結果は一勝二敗の惨憺たる結果でした。
答えは、いかにも吊り掛けっぽい300形はカルダン駆動、1000形は吊り掛け駆動です。 そして1500形はまたカルダン駆動となっています。
皆さん、当たりましたか?
人は見掛けよらないとは良く言いますが、電車も見掛けじゃ分かりません‥。

305 80.12.18 江ノ島ー腰越
こちらは、32年前の305号です。
勿論、この時代は吊り掛け駆動でした。
全検出場直後で、恐らくオデコのヘッドライト撤去直後と思われ、撤去跡がちょっと分かります。

354 80.12.18 江ノ島ー腰越
こちらは今回撮った場所と同じ場所からの姉妹車354号です。
似たようなデザインですが、こちらはシルヘッダー付きです。
こちらは一足先に引退しています。
前照灯が三つ目になっていますが、実際は下の2灯しか点いていなかったはずです。

305 80.12.18 江ノ島ー腰越
あまり変わっていない併用軌道区間で。

さて、時代を現代に戻します。
355 12.6.13 稲村ヶ崎ー極楽寺

その吊り掛け電車に乗って 次は稲村ケ崎から極楽寺へと歩きます。
途中の併用軌道の区間は昔のままでした。
ここで300形を待ちます。
待っている間に何本か電車が行き来しましたが、交通量の割に皮肉な程電車のくる時に限って車がやって来ます。そして、300形の番ですが‥‥ 嫌な予感‥ 的中!
300形の時も邪魔されました。
平日に半休なんか取ったバチが当たったか…。
ちょっと残念ですが、まあいっか(^-^)/ 。

極楽寺駅の賑わい
12.6.13 極楽寺

気を取り直して極楽寺の駅に向かいます。 ようやく人が切れたところで駅舎をパチリ。
極楽寺の駅は平日とは思えない観光客の山、山。びっくりしちゃいました。
車内でも老夫婦のハイキングふうな人も多かったけど、 若いカップルも多い。会社は?
人の事言えた立場じゃないけど、どうなっているんだろう。
こりゃ土日は凄いんでしょうね。
どちらにしても元気な電車の風景を見れるのは結構な事です。
江ノ電のパンフレットには電車が混んでる時間の案内もあり、時差通勤ならぬ時差観光を推奨していました。 この賑わいをみると成程と思いました。

80.12.18 極楽寺
人影もまばらだった32年前の極楽寺駅。
基本的には変わっていませんね。

電車で由比ヶ浜まで移動、人並みに鎌倉文学館などを見学、洋館の意匠と庭からの素晴らしい眺めを堪能後、 締めは長谷の御霊神社脇の紫陽花を入れての300形を収めました。
同ポイントには電車好きからにわか鉄ちゃんまで色々な人々が電車にカメラを向けていました。

355 12.6.13 長谷ー極楽寺
この電車を撮ったところでタイムアップ。
鎌倉からは湘南新宿ラインに乗って一気に池袋ヘ一時間で到着。
鎌倉って遠いという先入観がありましたが便利になりましたね。

802 77.8 長谷ー極楽寺
締めはネムイ画像で失礼します。
77年に同じ場所で撮ったものです。
昔から紫陽花が咲いていた気がしていたのですが、当時は紫陽花は線路脇には咲いて無かったんですね。

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