１９８０年春、北陸電車巡り 京福電鉄 福井口車庫（２）

福井口車庫は、上田交通の上田原の車庫程でないものの、裏側にまわるとやはり面白いものが色々といました。

モハ１００３　８０．３．１２　福井口

自社発注車のモハ１０００形の３両のうちの１両はどうも御役御免になっており、奥に突っ込まれていました。

モハ１１００４　８０．３．１２　福井口

南海のモハ１１００１形のうちの一両は部品取り車として譲り受けており、唯一南海色のまま放置（？）されていました。
実車の南海時代は見れてませんので、貴重な機会でした。

車号不明　８０．３．１２　福井口


台車を載せたチキ。バッファーの穴があるあたり、かなり古そうです。
同じような目的のトも居ました。

テキ９　８０．３．１２　福井口

テキ６の仲間の一両、テキ９はダルマさんになっていました。
テキ６も原形はこんな形をしていたのでしょうか？

南海型パンタグラフも同居。これは現役部品？

テキ５１２　京福電鉄職員さんの写真の複写

車庫を辞そうと事務所に挨拶に行ったら、話が弾んでしまいました。そこで事務所の方から古い電気機関車の話があり、撮っておられた写真を複写させていただきました。
モハ１００３が居た場所で解体の時を待つ元アプト式機関車の最後の姿です。