当日は梅雨入りしたとは思えない良い天気で、心地よい小旅行となりました。
目的はやはりポスターにあった新旧黄色の路面電車の並び写真です。
左から7022、6086、8810 12.6.10 荒川車庫 |
真ん中の6000形は確か去年の都電100年で江戸東京博物館に展示した電車ですね。
個人保管の電車の里帰りと聞きました。
こうやって並んでみると同じ黄色の電車でも随分と色が違うのですね。
左から7022、6086 12.6.10 荒川車庫 |
6086号車は綺麗に整備されていました。
系統板が?です。
610系統?6・10系統?、じゃなくて6月10日ということですね。
理解するのにちょっとだけ時間がかかりました。
7000形の台車分解整備中 12.6.10 荒川車庫 |
車庫の奥では花100号車を乗せたトラバーサーの実演やポイントの動作実演やらレールを曲げる加工工程の実演等も行われておりました。
そちらの写真を撮ろうとしたところで何と、まさかの電池切れ・・・
ということでこの後の写真がありません・・・。
あ~情けない。
それにしてもカメラのバッテリー残量表示はどうも信用できません。しつこいですが恨めしいです。
展示の中でレールの曲げる工程の実演が大変興味深く、専用の機械にかかるといとも簡単に線路が曲がるのが手に取るようにわかりました。レールのR(例えば80Rとか)に合わせた木製の渋いゲージがあり、それにあてがいながらポイントを決めて機械に当てながら曲げるそうです。曲げる時の呼吸は経験のみだそうで、紙や口ではなかなか伝えられない職人技です、と話されていました。曲げすぎると戻らなくなってしまったりするのでじわじわやるそうです。
またレールは基本的には都営地下鉄のお古を再利用、レールの車輪のあまり当たっていない外側を逆に内側にして再利用をするとのことでした。なるほど、走る車両の負担も全然違うし再活用できるのですね。
エコですね。
つい先日、80分の1で70番のレールをヤットコと指で曲げていたばかりなので(こちらも数値では実現できない職人技ですぞ?!)とても楽しく話が聞けました。
6152 12.6.10 荒川遊園 |
相変わらず綺麗な姿で保存されていましたが、雨樋から上の部分の腐食がかなり進行していたのが気になりました。雨漏りとかちょっと心配です。
ところで、この色以前より明るくなっている気がしたのですが気のせいでしょうか?
ついでに現役時代の画像をちょっとだけ。
二枚とも6152 91.9.15 鬼子母神前 |
白黒なので、色のことはわかりませんが、やっぱり緑が濃いですよね。
7007(左)、9001(右) 12.6.10 荒川遊園前 |
この電車、一球さん号が例の京福電鉄の事故の後にブレーキ系統が1系統しかないことが問題になって引退したために、代替でイベント用に製造されたのだとウイキペディアに書かれていました。
なるほどではありますが、一球さんの引退理由は知っていましたが、9000形がその代替とは知りませんでした。
イベント会場でお約束の都電もなかの明美さんが出店していましたので、お土産に買いました。
手前の7000形の文鎮もお馴染みですね。
カメラの電池は切れましたが、楽しい一日でした。
2 件のコメント:
カメラのバッテリー切れ対策には
予備バッテリーを携帯するか単三電池が使えるデジカメを常用されることをおすすめします。単三電池対応カメラですと電池はどこでも入手できますしね。私はエネループを入れています。
匿名さん
バッテリーチェックは基本ですよね。
それでもたまにやらかしてしまうのも困り物です。
エネループ、便利ですよね。
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