その折、京急ファンには笑われそうですが、私にはビックリの運用に乗り合わせました。
そのビックリ体験した車両運用が面白かったのでご紹介します。
京急へビュン。 |
まずは都営線大門から。
デハ1161 16.5.23 大門 |
都営線直通の特急三崎口ゆきに乗車します。
デハ1168、1405 16.5.23 品川 |
品川に到着。
ここで後ろに4輌増結します。
上りの都営線直通の増結車の回転運用ですね。
デハ1168、1405 16.5.23 品川 |
増結の4輌は京急川崎止まりです。
デハ1405 16.5.23 京急川崎 |
京急川崎に到着しました。
後ろ4輌は当駅止まりです。
車内の放送も前8輌と後ろ4輌に分けて放送案内。
キメが細かいです。
駄菓子、この電車はここで解結するわけではなく、そのままくっついて先に向かいます。
乗り換えを強いられた後ろ4輌のお客さんは何故くっついているのに混んだ前の車輌に動かされたか判然としない人もいるでしょう。
デハ1168、1405 16.5.23 神奈川新町 |
神奈川新町に到着です。
後ろ4輌ははみ出して停車。
もし、この駅のホーム有効長が12輌対応なら新町止まりで客扱いをしたのでしょうね。
デハ1168、1405 16.5.23 神奈川新町 |
ここで特急は増結の4輌を切り離して再び8輌となって三崎口に向かいます。
車掌さんも前に移動できないので、ここで交代。
と、ここまでは知っていました。
後ろ4輌は少し前に出てからポイントを切り変えた後、折り返してこれで新町入庫でしょう。
デハ1405 16.5.23 品川 |
駄菓子菓子!!
なんと、後ろ4輌は行先を変えて『普通・浦賀ゆき』に変身!
デハ1405 16.5.23 神奈川新町 |
前進して特急から降りた普通電車のお客さんを拾います。
私はてっきり右側の1500形が普通になると思っていたので、これはびっくりしました(右の1500形は新町止まりでこの後すぐに入庫しました)。
もちろん、慣れっこのお客さんは不思議にも思わずに乗り換えていますが、よそ者には驚きの運用でした。
デハ1408 16.5.23 戸部 |
この電車で、目的地到着です。
う~む、これはキメが細かいというか、物凄いやり繰りをしているというか、他社線ではなかなかお目にかかれない運用ですね。
因みに他の日の同じ列車は・・・。
デハ651-1 16.5.11 神奈川新町 |
デハ1525 16.5.18 神奈川新町 |
デハ1064 16.5.20 神奈川新町 |
当然、毎回組み合わせは様々。
くっついたり、離れたり、客扱いしたり、回送になったりと工夫満点の朝の下り特急。
見ていて、乗っていて楽しい列車です。
16 件のコメント:
ひー
おもしろいですー
そんなことなら品川からずーっと4両各停でとか
せめて川崎で切り離してからはずーっと4両各停でとかフツーの脳みそでは考えてしまいますが
やっぱり京急は変態なんですねー
ビュンと赤いわんわん殿
普通と違う普通列車、さすがはKQですわ~。
昔はこの逆で、上り特急の後ろ4両を横浜で客扱い打切り、神奈川新町で解放、という運用もありました。京急のスジ屋さんには「タブー」という言葉はないのでしょう。
この時期の仕事先、概ね見当はつきます。順調に進んでますか。
さすがKQ
蒲田高架化前、羽田空港発横浜方面特急が、川崎手前で引き上げ線に入って品川発快特を待避、その後ろに併結するって荒技を思いだしました。
モハメイドペーパーさん
過去から京急は色々な面白い運用をやって来ていますね。
仕事先はお察しの通りです。おかげ様で順調です。
Cedarさん
さすがKQですよね!
ダイヤ乱れた時は大変でしょうね。
KQは、事故等の外乱時の「とりあえず行っとけダイヤ」が有名ですが、
なぜか横浜では特急三崎口表示で来た電車が実は文庫止まりで、
文庫で車両交換して退避側のホームの出区電車に乗り換えさせられたり
(文庫まで座れなかった乗客にとっては敗者復活戦でラッキーですが・・・)、
ダイヤが乱れてる時など、文庫で見てると綱渡り的な出入区、増解結やホーム入線等、
列車のさばき方はゲームみたいで中々見ごたえがあったります。
その代わり早朝には、例えば朝5時代の始発?の羽田空港発品川行き普通なんか、
平和島で本線の都営地下鉄直通特急電車との接続・退避で、
何と20分以上も停車するという、とても大都会東京を走る通勤路線とは思えない、
ど田舎のローカル列車並みのクソダイヤもありました(今もあるのか知りませんが)。
これなど、本線の特急から乗り換えて次駅の大森海岸に行く人には無問題ですが、
空港線から大森海岸に直通する乗客にとっては、爆発しちゃいそうな運用ですよね。
事程左様にKQは面白い(変な)私鉄です。
こんばんは~♪
京急・横浜駅始発電車も凄い入れ換えが見れますよ!
あっという間の入れ換え作業は神業ですよ。
是非、現地で見てくださいネ(笑)
昔の国鉄には、「こんなのはまるで序の口」というような、何度も分割・併合を繰り返すようなものすごい運用がよく見られていたのを思い出したのでした。いったん2本に分かれて別々のルートを進み、再び合体して元の長い編成に戻って目的地に向かうもの、分割した駅から「明後日の方向」に遠回りしたのち、また元の路線に戻って目的地に向かうもの、本来の分岐点からはるか手前で分かれて、再び元のルートに戻って先に発車して行った編成を「後追い」するも結局追いつかぬもの…。このような複雑な運用は、東北とか山陽・山陰・九州に多かったようでした。
JRも大手私鉄も、こういう作業に熟練した「職人」が少なくなったせいかもしれないのですが、単純な分割・併合さえ億劫になって、見かけることが少なくなったのは寂しい気がします。関東の私鉄では、小田急相模大野での特急と、あとは東武下今市での快速日光・鬼怒川方面の分割併合ぐらいでしょうか。
ジモティーさん
沿線利用者でないと分からないような事はいっぱいありそうですね。
取り敢えず前に進むというスタンス、今時は結構タブーになりつつありますが、保守的ムードの現在にあって、個人的には大好きです。
KAZUさん
それは見て見たいですね!
いつ頃あるのか分からないですが〜。
きっとよその会社じゃやらない事やっているのでしょうね!
伊豆之国さん
昔は国鉄の急行列車で多層建て列車が多くありましたね。
今はどこも面倒がってこういうのはやらなくなってしまいましたね、残念!
京急の非常識(褒め言葉)ダイヤ・運用は健在ですね。
半世紀以上前には、待避線のない黄金町で普通列車を反対方向の線路に待避させたり、子安で普通列車と急行列車を縦列待避させたり、川崎駅では普通列車は乗客を乗せたまま引上線に押し込み急行列車を待避線に入れたことなど、多くの伝説を生みました。
伊豆之国さんのコメントのとおり、最近は分割・併合が減り、日常的に行っていた小田急の急行や西武の拝島線・多摩湖線でも無くなりました。
西武で残るは秩父鉄道乗入電車くらいかな。
既にご存知かもしれませんが、西武では分割・併合はないものの野球開催日に面白いものがあります。
説明すると長くなるので、ご興味があれば下記URLをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/seibukyukou_583489/8865221.html
https://www.youtube.com/watch?v=OCPdS7PDgVA&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=XxzyLtseS4o
三等急電さん
京急の他社じゃ考えられないような運用は未だ健在ですね。
さすがに最近は縦列駐車はないようですが・・。
分割・併合は趣味的には面白いですが、現場としては安全面から少しでも減らしたいのでしょうね。
臨機応変な対応が減っているのは残念です。
野球開催日は変わった運用があるのですね。
最近は大分大人しくなったKQと言われますが、やっぱり面白いですよね。
今回話題の新町や金沢文庫~八景については、何でも有りの様な、子供の頃の電車小僧に戻った気持ちでワクワクします。
一昔前の、ジャンパーホース乱立の手作業連結の時代にも...
増結は2分強、解結は50秒!などとファン誌に記載されていたりして、地元電車小僧として誇らしかったことを想い出しました。横須賀線には負けないぞ。と。w
繋いだり外したり、模型的で面白いものですね。
卓さん
そうですね、最近は大人しくなって来ましたね。
それでもいろいろやらかすKQは目が離せまんね。
あのスピーディーな増解結作業や蒲田の折り返しなど、見て居て気持ち良いですね。
これからもKQらしさは失わないでほしいですね。
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