15.7.21 Ospizio Bernina |
オープン客車にティラノ駅から乗車、オスピッオベルニナ駅に到着しました。
オープン客車はベルニナ線の昼間時間帯の普通列車の大半に連結されていて、特別料金や座席予約は不要で、手軽に乗車できます。
逆にベルニナ急行には連結されません。
乗り心地も貨車改造の割には良好で、気持ちよく列車旅ができます。
乗車した列車はほぼ満席で、どの列車もオープン客車は人気のようです。
15.7.21 Ospizio Bernina |
オスピッゾベルニナ駅は無人駅ながらレストランがあり、ホームにはベルニナ線の歴史の掲示がありました。
15.7.21 Ospizio Bernina |
オスピッゾベルニナ駅付近に広がる湖はラーゴビアンコ・「白い湖」です。
氷河の浸食作用で溶けた水が流れ込むために湖水が白濁して見えるのがこの湖の名前の由来です。
15.7.21 Ospizio Bernina |
湖の対岸にはカンブレナ氷河が見えます。
そして標高3604メートルのピッツ・カンブレナの姿が。
素晴らしい風景です。
そんな風景の中、まずは乗った列車を追いかけてくるベルニナ急行を撮ります。
15.7.21 Ospizio Bernina |
アルプグリュムまでハイキング開始です。
ハイキングコースにはこのような案内が要所要所にあるので、基本迷いません。
15.7.21 Ospizio BerninaーAlp Grüm |
ハイキングしながら、休憩を兼ねて列車を待ちます。
こちらは湖畔区間唯一の鉄橋を渡る列車。
15.7.21 Ospizio BerninaーAlp Grüm |
高原の花の咲くSカーブをゆく。
15.7.21 Ospizio BerninaーAlp Grüm |
線路とラーゴビアンコに挟まれたこんなハイキングコースを歩きます。
15.7.21 Ospizio BerninaーAlp Grüm |
更に進んでまた撮ります。
荒涼とした風景と赤い列車が好対照です。
この列車はオープン客車が付いていませんでした。
15.7.21 Ospizio BerninaーAlp Grüm |
同じ場所での別カット。
15.7.21 Ospizio BerninaーAlp Grüm |
ラーゴビアンコを過ぎると列車はティラノに向かってぐんぐん高度を下げてゆきます。
周りの風景も変わって来ました。
ここでも列車を撮りたかったですが、そんなに都合良くやって来るわけではなくこの写真だけで辛抱します。
牛はあちこちで放牧されています。
ハイキングコースで牛さんとすれ違い。
あまりに接近してきて、最初はちょっと緊張します。
15.7.21 Ospizio BerninaーAlp Grüm |
アルプグリュムへ下る道沿いでこんな風景が見れて、列車を待つこととしました。
画面右手奥にはパリュ氷河があります。
15.7.21 Alp Grüm |
歩くこと約一時間半、アルプグリュムのレストランが見えてきました。
15.7.21 Alp Grüm |
アルプグリュムのレストランに着きました。
こちらはホテルも営業しているようで、このホテルに泊まってみる朝の風景なども素晴らしそうです。
15.7.21 Alp Grüm |
ここからは大迫力のパリュ氷河とアルプグリュムの駅↑が眼下に見下ろせます。
昼食タイム |
ここでゆっくりと昼食タイムとしました。
ホテルの人は人手不足か右へ左へ走り回って大忙し。
のんびりとしたお客さん達とは対照的な光景でした。
15.7.21 Alp Grüm |
そして、アルプグリュム駅に到着しました。
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翌々日も性懲りもなく再びオスピッゾベルニナ駅で下車しました。
一日ハイキングだけではどうしても勿体なくて、再度行ってみたくなってしまったのでした。
15.7.23 Ospizio BerninaーBerunina Lagalb |
今度は一昨日歩いたのとは反対側の風景を見たくて、又もや隣の駅までハイキングすることにしました。
15.7.23 Ospizio Bernina |
こんな道を歩きます。
道の様子でわかるようにアルプグリュム側に比べると、ハイキングする人はガクッと減ります。
15.7.23 Ospizio BerninaーBerunina Lagalb |
ラーゴビアンコを背景に列車が通過してゆきます。
15.7.23 Ospizio BerninaーBerunina Lagalb |
こちらの画面左奥にも氷河が見えます。
15.7.23 Ospizio BerninaーBerunina Lagalb |
氷河を見ながらこんな風景の中を歩くのは実に気持ちの良いものです。
15.7.23 Ospizio BerninaーBerunina Lagalb |
サンモリッツ方向に、ハイキングコースを下って来ました。
こちら側もまた違った雄大な風景の中を線路が大きく迂回しながら高度を稼ぎながら敷かれています。
一時間に一本の普通列車が登って来ました。
15.7.23 Ospizio BerninaーBerunina Lagalb |
上の写真を撮ってからちょっとだけ移動。
同じ列車は約一分後に急カーブを曲がりながらこちらに顔を出します。
15.7.23 Ospizio BerninaーBerunina Lagalb |
線路沿いのハイキングコースです。
ハイキングの人も多いですが、それ以上にサイクリングしている人がたいへん目立ちました。
アップダウンが結構激しいので、かなりハードなコースと思います。
15.7.23 Berunina Lagalb |
駅が右手に見えてきました。
細い道でもちゃんとこういう道標があるのがスイスです。
15.7.23 Berunina Lagalb |
下りのハイキングコースとはいえ、こちらも結構歩きでがあり、汗でびっしょりになりました。
ここからは、列車で次の目的地・ディセンティスを目指します。
しつこく続きます。
8 件のコメント:
絵本のような景色の中をモケーのような小型車がこれまたモケーのようなカーブを通過する・・・。
羨ましいです。うらやましくてうらやましすぎます!
品じぃさん
この区間の景色は森林限界を超えているので、鉄道風景としては現実離れしたような部分があって魅力的でした。
湖の色もその印象に輪をかけている気がします。
絵本のような景色ですが、氷河や山の雪が少ないのが気になります。
ヨーロッパでも温暖化は深刻ですね。
楽しい気分に水差してすみません…。
Cedarさん
この辺の氷河は随分と後退してしまっているようですね。
温暖化に異常気象、先が心配です。
模型ファン的には、MGB(旧FO+BVZ)のように、ラック式で一気に高度稼ぐより、
レイティッシュバーンのようにクネクネ曲がったり、オープンスパイラルで山を上り下りする方が楽しいと思います。
いいご旅行をされたようでよかったですね。
旅の前半ではchitesuさん転向されたのかと思いましたが、後半では電車ファンの本領発揮ですね。
ゆうえん・こうじ さん
仰る通り、粘着運転で高度を稼ぐろせんのほうが見ていて楽しいですね。
電車屋Chitetsuですが、ナローの蒸気も大好きです。
今回は自分らしくなく煙分満喫できました!
私が行った3月のオスピッゾベルニナは凍った湖に雪が積もっていました。ここで見た旧形電車とラッセルは目に焼き付いています。アルプグリュムで昼食なんて、最高の贅沢!!! ティラノの教会前でお茶のみながら電車眺めるのが夢ですね。
親狸さん
雪のオスピッゾベルニナも印象的でしょうね。
そこで見る旧形車も良い思い出ですねー。
アルプグリュム、良く晴れてくれてラッキーでした。
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