2013年4月1日月曜日

鉄道コレクション国鉄51・40系飯田線

待望の鉄道コレクション旧形国電シリーズ第二回目です。
鉄コレ飯田線40・51系はクハユニの入った2連でした。

車種・プロポ-ションはGoodなのですが・・・肝心の塗装がダメダメですね!!!
店頭に並んでいる10箱程度を見たのですが、これまで以上にクリームの塗装が宜しくありません。
ひどい個体はドアにまでウインドウシル・ヘッダーがあるやに見えるクリーム塗装で、ちょっとこれはないんじゃないでしょうか。


クモハ54006
電動車は戦前型末期増備のクモハ54006。
ノーリベット車体の車がチョイスされています。
一番まともなものをセレクトしましたが、写真では分からないものの、やっぱりクリームの部分が宜しくありません。
これはシンナードボンか?
塗装以外は良いだけに残念です。

クハユニ56003

クハユニ56はノーシルノーヘッダー車です。
皆さん指摘されていますが、クリーム色が荷物扉中心に全く塗料が回っていません・・・。
コレはイカンですね。
クリーム色はもう一回塗り重ねるしか無さそうです・・・ああ、いやだぁ・・。

因みにこんな感じで119系との対面もあったかなと並べてみると、両者の高さがちょっとアンバランスな気がするのは気のせいか・・・と思って測ってみると1mm以上の差があります。
これは要是正ですかね。

それでは、恒例実物編です。

クモハ54006 79.5.3 伊那松島
電動車、クモハ54006。
クモハ51の出力アップ車クモハ54の掉尾を飾るグループです。
扉間の窓6枚タイプのリベット無しグループは少数派になります。

クモハ54007 78.1.3 豊橋
これは仙石線からやってきたクモハ54007で、押し込み型通風器と幌装備の外観で異彩を放っていました。
こちらの姿に改造するのも面白そうです。
もっと頑張ってウグイス色にするのもよさそうです。

クハユニ56003 79.5.3 伊那松島
相方のクハユニ56は三種類あるクハユニ56の中から、3両居るノーシルノーヘッダーグループがセレクトされています。
同じように見えるこの3両、意外と個性が有り表情が異なりますので、いろいろ弄る向きには有り難いですね。
その3両の仲間の中でも一番無難と思われる56003がプロトタイプに選ばれています。
クハユニ56003 77.12.30 伊那松島
直行運用に充当されているクハユニ56003。
豊橋時代のクハユニ56はこの40番台の運用に専属で付いており、中間のクモハにはクモハ42、50等の乗務員から嫌われていた片隅運転台車が大抵組み込まれていました。

クハユニ56004 79.3.23 伊那松島
こちらはクハユニ56004。
正面の雨樋が少し下に下がっており、屋根上の足止めが独特な形状をしています。
荷物扉の横桟も一箇所欠けています。

クハユニ56002 80.9.2 駒ヶ根
こちらはクハユニ56002。
こちらも雨樋のRが異なりますし、足止めは通常とは90度向きを変えて付けられています。
このタイプは張り上げ屋根の車輌の雨樋改造時に他にも何例か確認されています。

クハユニ56001 78.1.3 豊橋
こちらは窓割りは一緒なもののシルヘッダー・リベット付きのクハユニ56001。
これに改造するのはちょっと手強そうです。

クハユニ56011 80.8.31 伊那松島
もう一つ、似て非なるのがこちらクハユニ56の10番代です。
こちらは戦前型国電最後の新製車三両のうちの2両で、モハユニとして作られたものの、電装叶わず結局はクハユニとして生涯を終えました。
台車がDT12なのが生い立ちを証明しています。
唯一電動車になったモハユニ61は最後にはクモハユニ64として飯田線で仲良く走っていたことは有名な話ですね。

クハユニ56012 83.3.20 天竜峡
ここまで来たらクハユニ56全車両画像アップでいきます!
外観は似ていますが、郵便室荷物扉前後の窓割りが違うので、これ作るのはちょっと大変そうです。
そのうちクモハユニ64が出たりしたら、作れそうですが・・・。

2 件のコメント:

  1. ご無沙汰です!

    実車の画像がこんなに載るとは驚きです。
    単なる商品インプレで終わらないところが流石ですね!

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  2. 鉄ヲどの
    ご無沙汰しています。
    赤電、着々と進行中ですね!
    私は鉄コレ着々とお買い求め中です(爆)!

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