2012年7月30日月曜日

夏休み、親子旅(2) 伊予鉄道


夏休み親子旅、前回からの続きです。
高浜からは元京王5000系で松山市へ。久しぶりの京王電車でした。
そして松山市から道後温泉にはやはり路面電車のお世話になって定番、道後温泉泊です。

道後温泉本館 10.7.30 道後温泉
その晩はお決まりの道後温泉を満喫後、翌朝は早起きをして名物の道後温泉の朝の開湯の儀式を見学、駅まで散歩をしました。
10.7.30 道後温泉
早朝の駅舎。
以前訪問時の洋風の駅舎は建て替えられていたものの、昔の駅舎のデザインは忠実に再現するように改築をされたようです。
2002(左)、74(右) 10.7.30 道後温泉
駅を覗いてみました。ちょうど電車が発車を待っていました。
早朝の温泉街散策は気持ちの良いものです。

食事後は30年振りの伊予鉄訪問をしました。
郊外電車も路面電車もどちらの運転手さんも若い人が多く、私が乗った時に見た限り皆さん礼儀正しく親切で見ていて気持ちが良かったです。一生懸命頑張ろうとする企業姿勢を感じました。
新しい軽快電車が進出しているものの、概ね30 年前と同じ車輌達が色も変わらずに活躍していたのも驚きでありました。
69 10.7.30 県庁前ー市役所前

55(左)、53(右) 10.7.30 県庁前ー市役所前
松山城を見上げる大街道辺りで色々な路面電車を待ちます。
古い50形も主力電車の一角をしっかり守っていました。


57 10.7.30 県庁前
洋風のクラッシックな愛媛県庁をバックに走る。
50型には窓が二段サッシュのものとバス窓のものがあります。

D1 10.7.30 県庁前ー市役所前
坊っちゃん列車もやって来ました。
この姿、運転台内を覗かない限り、ディーゼル機関車とは思えない出来で、感心しきりでした。

53 10.7.30 木屋町
渋い50形車内 10.7.30
最後は専用軌道の区間で真夏の陽射しを避けながら電車が来るのを待ちました。
やって来たのは最古参、50形です。
車内は懐かしいニス塗り、油をひいた木の床です。
よく手入れされていて、古いながらも綺麗な車内で、尚且つ冷房完備ですからご機嫌です。
途中の電停で、前の踏切を歩いていたおじいさんが転んでしまうというアクシデントが発生、運転手さんが急いで介抱に走ったり、乗ってくるお客さんがジュースをお疲れさん、と言いながら運転手さんに渡して、それを笑顔で受け取ったりと、鉄道と地域の距離が近く、地方都市の良さを一杯感じてすがすがしい気分を味わいながらのショートトリップになりました。

松前駅舎 10.7.30 

鉄道線では歴史を感じさせる駅舎が残る二つの駅を訪問しました。
一つ目は松前(まさき)駅です。
立派な車寄せを持つ海に近いところにある歴史的駅舎です。

横河原駅舎 10.7.30

もう一つは横河原線の終点、横河原駅です。
どこか汽車時代の雰囲気を残す駅舎だけを見ると、しょっちゅう電車がやって来るような雰囲気は感じられないローカルムード一杯です。
横河原駅舎 10.7.30

かなりな年季の入っている駅舎をゆっくりと拝見しました。

767 10.7.30 横河原
元京王5000系がやって来ました。
この電車で松山市へ、そして路面電車で松山駅前に移動、
次はいよいよ高松琴平電鉄を目指します。

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