私の目的地は動態保存されている琴電の電車が月一回運転されるのを見ることにありました。スケジュールは全てをこの運転日に合わせて、 あとは息子のリクエストもちょっとは反映して前後を組み立てました。
息子のリクエストは「寝台特急、500系とN700系新幹線、マリンライナーで瀬戸大橋を越える」等ということで、帰りは高松から飛行機で一気にと思ったらN700系新幹線の方が飛行機より乗りたいと言われましたしたので、最終的に決定したコースは、サンライズ瀬戸で岡山まで、そこから500系新幹線に乗り継ぎ伝統的建造物群保存地区の竹原を見学後、呉線に乗って広島へ、そして原爆ドームと広島電鉄を見学、路面電車で宇品からフェリーで四国は松山に渡って道後温泉泊。
翌日は伊予鉄を鉄軌道双方を満喫後琴平泊。
三日目に目的の琴電琴平線を走る電車にご対面後、瀬戸大橋を渡って岡山からN700 系で一気に帰宅と言う電車てんこ盛りの旅となりました。
というわけで、まずは初日です。
サンライズ出雲分割 10.7.29 岡山 |
まずは息子の一番目のリクエスト「寝台特急」です。
ブルトレ無き東海道・山陽筋、寝台特急の選択肢はサンライズしかありません。
二人個室を予約し、息子はご満悦、京都まで殆んど寝ていなかったみたいです。
岡山でのサンライズ瀬戸と出雲の分割風景を見ました。
同じような目的の親子が他にもいるのですね~。
分割作業には人だかりができていました。
10.7.29 竹原 |
新幹線で三原まで500系の旅で息子を満足させてから、親の満足モードにチャンネル切り替えです。
呉線で前から行ってみたかった竹原の伝統的建造物群保存地区の見学をしました。
竹原の写真といえば、ここ。見てみたかった風景、イメージを裏切られることはありませんでした。
次は泊まってみたいなあ・・・と感じさせる街でした。
竹原からは呉経由で広島・・・の予定でしたが前日までの雨で土砂崩れを起こして不通になっており、やむを得ず三原に戻って期せずしてセノハチ越えで広島に入りました。
瀬野は当然ながら往時の機関庫もトラ塗りの茶色い機関車も居らず、ただの駅状態になっていました。知ってはいたものの、一抹の寂しさを感じました。
というわけで広島電鉄の路面電車です。
1912(左)、1909(右) 10.7.29 原爆ドーム前 |
1909 10.7.29 原爆ドーム前 |
911 10.7.29 原爆ドーム前 |
息子にも過去の歴史の勉強をちょっとさせました。
すぐ脇の電停で何本か電車を撮りました。ロケーションシステムで連節車か単車か案内してくれました。
グリーンムーバなどの活躍の合間にやって来る京都と大阪の電車、懐かしい姿を見れました。
3004A 10.7.29 宇品 |
宇品は改良工事を受けて、電停はフェリーターミナルの目の前でフェリーとの接続は良好でした。
10.7.29 松山観光港 |
穏やかな瀬戸内の船の旅を楽しみます。
船の中を息子と右往左往しているうちに松山港に到着しました。
ここから直接道後温泉ゆきのバスも出てはいますが、やはりここは電車で行きたい・・・。
そこで連絡バスで高浜に行き、そこからは元京王5000系で松山市へ。そして松山市から道後温泉にはやはり路面電車のお世話になることにします。
10.7.29 高浜 |
歴史のある伊予鉄道らしい駅舎です。
近くにあった三津の駅舎は残念ながら取り壊されました。
モハ726 10.7.29 高浜 |
駅の外れには懐かしい京王電車が一両ぽつんと出番を待って夕陽を浴びながら未だ昼寝中でした。
左の線路、良く見ると線路のど真ん中に電柱が立っている上に手前の線路はぐにゃり曲がっています。
それはさておき、元京王電車で市内に向かいました。
左の線路、良く見ると線路のど真ん中に電柱が立っている上に手前の線路はぐにゃり曲がっています。
それはさておき、元京王電車で市内に向かいました。
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