2018年6月13日水曜日

里帰りした京急230形の報道公開

川口から里帰りしたデハ230形の復元工事の進捗を報道公開するということで、お誘いを頂いて行ってきました。

デハ816-6 18.6.11 杉田

当日は台風接近で超生憎な天候でした。

18.6.11 金沢八景

金沢八景では傘をさしていてもびしょ濡れ状態で写真はまともに撮れません、残念。

18.6.11 金沢八景

久し振りの東急車両ではなくて総合車両製作所です。

デハ1524 18.6.11 金沢文庫ー金沢八景

歩いていたら、急にこの電車が来ました。
運行予定になかったのでびっくり。
ダイヤが乱れていたので、起用になったのでしょうね。

18.6.11 総合車両製作所

今回の復元工事はてっきり久里浜のファインテックで行っているものと思いましたが、台車や部品の復元は行っているものの、車体の復元は総合車両製作所に委託をしたみたいです。
ということで、お披露目も総合車両製作所で行われました。

18.6.11 総合車両製作所

車輌はトラバーサーから報道関係者のいる場所にゆっくりと入ってくるという、憎い仕掛け。

18.6.11 総合車両製作所

やって来ました!
塗装のマスキングも外していない状態で登場。

シートをはずして・・・・

除幕式のように、シートが剥がされてゆきます。

デハ236 18.6.11 総合車両製作所

車体再塗装まで終わって美しい姿を取り戻したデハ236号車です。
川口での残念な状態とは別物のようです。

デハ236 18.6.11 総合車両製作所

車体は未だ鋼体のみで、車内などの工事はこれからです。

デハ236車内 18.6.11 総合車両製作所

運転室仕切りは再塗装されて美しくなっていました。

デハ236 18.6.11 総合車両製作所

車体の外板はかなりの部分で張り替えられているようです。
車体裾のリベットはありませんし、ヘッダーのリベットも修復で取り付けられた感じです。

松葉スポーク!

同車は当時としては斬新な主桁としての中梁を持たない軽量構造の台枠で、監督官庁の理解が得られず条件付きで就役させたデ1形グループの1輌ですので、この機会に下廻りも拝見。
因みに、本題と逸れますが、仮台車にも注目!
松葉スポークです。

狭軌のデハ230形

前面から見ると今しか見れない狭軌230形でした。
貴重な機会を頂いた京浜急行電鉄様に感謝です。
今後の進捗も楽しみです。


8 件のコメント:

  1. 京急はやはりえらいですね!
    総合車両製作所の元親会社も爪の垢煎じて飲んでほしい。

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  2. モハメイドペーパー2018年6月13日 14:46

     だいぶ勉強されたようなので、第4期の模型スクール講師をぜひともお願いしたいところです。

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  3. Cedarさん
    京急、いろいろとやってくれますね。
    この先の展開も楽しみです。

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  4. モハメイドペーパーさん
    講師しちゃうとほんとに無休になっちゃいそうです~。

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  5. KQには、次は逗子でぼろぼろになって朽ち果てる寸前になっている600型も復元して、里帰りさせてしっかり保存してほしいですね…。

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  6. 伊豆之国 さん
    復元は直接会社の利益につながらないからなかなか難しいのでしょうね。
    日本ではまだまだ産業遺産に対する認識は低いですね。

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  7. 滅多に無い貴重な体験ですね。
    230型大好きなので
    綺麗に成って戻って来るの嬉しいです。
    新本社前に設置すると聞いたのですが
    600型も一緒にお願いしたい。
    勝手な願望。

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  8. 島野鶴彦 さん
    出来れば歴代の名車を置いていただきたいし、会社側の方もそういう気持ちでしょう。
    でも与えられたスペースはそれほど潤沢ではなさそうですね。

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