東京の配給電車はクモル+クルが基本でしたが、それ以外にクモル+クモル、そしてクモル+クモニ等の編成がありました。
その中でもクモニが連結された編成が個人的には好きでした。
相方のクモニはモハ34改造車と鋼体化改造車の二種が配置されており、それぞれ運用に入っていましたので各一両ずつを製作することとしました。
クモニの入った配給電車のお話はこちら(⇒高校生の放課後 山手貨物線をゆく配給電車)。
クモニ13002 80.2.26 駒込 |
クモル24は真鍮キット改造ですが、相方のクモニ13形二両はペーパー製です。
こちらは随分以前に友人からもらった下記のような車体がベースです。
頂いた状態 その1 |
友人から頂いたロコモデル状態の車体。
上が戦後の鋼体化改造で生まれたクモニ13、下がモハ34から改造されたクモニ13です。
頂いた状態 その2 |
こちらはモハ34改造車の頂きパーツ一式です。
鋼体化改造車は同じような内容ですが、お面が片側のみの状態でしたので、いくつかは追加で工作する必要はありました。
それでも
基本部分が既にしっかりと出来上がっているので大変助かります。
追加工作 |
上記のように、頂いたもので不足する部分は勿論ありますので、追加工作します。
下段窓新製 |
窓枠も二段目はありませんので、新たに製作します。
下段窓の様子確認 |
こんな感じです。
下段窓取り付け |
サフェーサーで仕上げた後に下段窓を取り付けてゆきます。
シル・ヘッダー切り出し |
下段窓の取り付けが完了。
この時点で可能な限りのウインドーシル・ヘッダーも取り付けます。
シル・ヘッダー取り付け終了 |
ウインドウシル・ヘッダーを接着してゆきます。
リベット無しはプラ板で |
リベットのない鋼体化改造車のシルヘッダーはプラの線材をシンナーで接着してゆきます。
直線を出せ、カットも容易なので、このように通しで接着後、扉部分をカットしてゆくほうが楽チンで間違い無いです。
このようなちょっとでも楽をしようとする手抜き工作には一生懸命なChitetsuであります。
ドア上ヘッダーまで出来ました |
プラの線材とは板厚を合わせていますので、後は継ぎ目を埋めるだけです。
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