2013年8月29日木曜日

日車のガソリンカー改造クハの製作 3

日車のガソリンカー改造クハの製作、三回目です。
今回は車体のディテール工作及び下回りの工作の続きです。

車体ディテール取り付け


スエード調仕上げ後、車体のディテールを一通り取り付けます。
尾灯はちょっと大き目の穴が開けられていたのは、ちょっと困惑。
自分の付けたい骸骨テールにすると隙間がちょっと空いてしまいます。
そこで、少しオーバースケール気味で弾いていたパーツに登場願いました。
ストックがどこで役に立つか分からないものです。
上回りの工作はそんなに多くないので速攻終了です。

台車はちょっと悩みました。
ガソリンカー改造車を強調してオリジナルの菱枠形の台車にするか、晩年の名鉄ク2220のようにTR10系のものを履く姿も考えましたが、結局はBLWにしました。
BLWにすることで、手持ちの余剰台車に振り替えた感じとなり、敢えて電車臭さを助長してみたかったからです。

床下機器準備
台車を仮止め、床下機器との取り合いを確認します。
床下機器は定番パーツでまとめています。
まずは機器類を選択、バリ・ダボ等を取り除きます。
基本はエコー製、エアータンクはエンドウ製、エアーホースはPSCの安価なものです。

ブレーキ機器から工作開始

床下の工作はブレーキシリンダーの位置決め⇒台座の工作⇒ブレーキシリンダーの取り付け⇒ブレーキ引き棒の順番に製作を進めます。

機器取り付け完了

ブレーキ関係が決まってから、他の機器のレイアウトをしてゆきます。
上は一通りの機器類取り付け完了の図です(注:実車の床下機器配置とは全然異なっています)。
これからパイピングに移ります。

パイピング完了です
手前に伸びている線は配管ではなく、ブレーキシリンダーから伸びる手ブレーキのロッドです。

ブレーキシリンダーまわり

これにて、パイピング完了です。
制御車は床下がスカスカなので、却って電動車よりもパイピングが効果的なシルエットを作ってくれます。

台車の加工

台車もいじります。
プラ角棒でフレームを簡易的に追加します。

排障器追加

運転台側台車には追加したフレームに排障器を取り付けました。
これだけで、前からの印象が全く異なります。

生地完成!
これにて、ひとまず完成、後は塗装を待つのみです。

4 件のコメント:

  1. イヌリンカー2013年8月29日 7:51

    chitetsuリン、おはようございます!
    こりゃ参考になります!
    ありがとうございます!
    ようするに市販の丸い枕梁(?)は使わなかったんですね?
    スグヨコに小さい南海電車が並んでるのが泣かせます。
    7000系、無事ゲットしましたー!

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  2. イヌリンカー殿
    市販の丸い枕梁は今回使っていません。
    鉄コレ南海7000系、ありがとうございました。

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  3. 元・いきもの部長2013年8月30日 0:46

    台車はBLWですか。
    菱枠形では気動車みたいだし、TR10系は旧ガソリンカーの車体にはちょっと重い感じがします。
    個人的には、BLWかブリル27MCBあたりが、田舎電車(もちろん褒め言葉)とペアを組むにはお似合いだと思います。
    塗装後の姿を楽しみにしています。

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  4. 元・いきもの部長さん
    台車の予想は当たりましたでしょうか?
    車体が車体だけに、どれが一番お似合いか結構悩みました。
    実車は意外と腰高ですが、私のは腰を下げました。

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