2013年8月7日水曜日

大井川鉄道の南海ズームカー

先日の藤枝博物館の展示の撤収と次の展示のセットに行く折り(こちら⇒藤枝市郷土館の展示)、前日に再び大井川鉄道を見に行って来ました。
前回は時間の関係で新金谷のつまみ食いでしたが(こちら⇒大井川鐡道つまみ食い)、
今回は、軽便モジュール倶楽部のメンバーと共にじっくりと見に行く時間を取りました。
メンバーそれぞれ目的の列車は違う部分があるでしょうが、私的に目的の列車は電車屋Chitetsuとしては、SLくん・・・・

SLくん C11227 13.8.4 福用

・・・ではなく、南海ズームカーです。
しかし、コレは何ですか?
これじゃ汽車好きでも流石に勘弁して欲しいでしょうね。

前回訪問時は京阪テレビカー1本以外は全部近鉄特急でちょっと食傷気味で、南海ズームカーは全部お休み中で出番は無かったのですが、今回は一応1本動いてくれていました。
編成は短くなったものの、南海カラーで走ってくれているのは有難いですね。
コンパクトな17Mの車体の片開き二扉の側面に湘南顔を持った懐かしいスタイルの電車は長電2000系無き後、貴重な存在です。
一畑電車のリバイバルカラーも見に行きたいものです。
因みにご本尊、南海電車のズームカーはこちら(⇒鉄コレ南海ズームカーと地鉄新型ロマンスカー)。

モハ21001 13.8.4 大和田ー福用

まずは、朝の上り電車で一枚。
茶畑と大井川を絡めて撮りました。

モハ21002 13.8.4 大和田ー福用

モハ21001 13.8.4 大和田ー福用

戻りの電車も茶畑から。
ところが、この後がよろしくありませんでした。
近鉄特急が故障してしまって、ダイヤが乱れ出しました。

モハ21001 13.8.4 福用

こちらはエンコした近鉄特急をかわすように福用に入線したズームカーです。
近くで見るとかなりお疲れのご様子です。
既に1994年の入線から約20年・・・そろそろ限界なのかも知れません。
前回も書きましたが、こちらの電車はどうも使い捨て感覚なのか、少なくとも見た目の状態はどれをとってもあまり芳しくありませんでした。

モハ16003 13.8.4 福用
こちらが、エンコした近鉄特急。
既にパンタ降ろしてギブアップ中です。
車両工場からも応援が駆けつけていましたが、結局は動けない模様でした。

クハ16101 13.8.4 福用
こちらが救援でやってきた同じ近鉄特急。
連結器が南海・京阪電車と違うので、同系列でないと繋げないんですね。
こういう時はやり繰りが大変そうです。

モハ21002 13.8.4 福用
ダイヤが乱れて、良くわからないままズームカーが折り返して来ました。

モハ21001 13.8.4 福用
振り向いて撮った福用駅構内と関西の往年の名車同士の顔合わせです。

モハ21001 13.8.4 下泉ー田野口

この後、汽車の下り列車を二本撮ったのち、大井川対岸から俯瞰をして南海ズームカー追っかけ終了。
この風景、まるで実物大の鉄コレ見ているみたいでした。

その後、明日の展示作業に備えて、メンバーの一人が住む掛川に向かいました。

2 件のコメント:

  1. 藤枝郷土博物館を見学した折に
    大井川鉄道も寄りましたが
    使い捨て感覚で何れの車両も
    状態は良くありませんでした。
    収入の殆どをSL列車で得ているので
    そうなるのかな?

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  2. 常夜燈さん
    大井川鉄道の電車はどうも昔からそう言う感じがありますね。
    今回見ていると一列車あたり良いところ数十人程度の旅客数でしたので、大半の収入をSL列車で上げているのでしょうから、やむを得ないのでしょうか?

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