2013年4月10日水曜日

新潟交通 県庁前

東関屋を出た電車は鉄軌分界点を経て、新潟市内の路面区間をノロノロと走ってやがて県庁前に到着します。
三方向を道路に挟まれた陸の孤島のようなところに県庁前の駅舎はありました。
県庁の移転に伴い駅名は「白山前」に変更されました。

モハ21 90.9.8 白山前
駅に佇むモハ21。
こうやって時刻表を見るとそれなりの本数があったのですね。

モハ21 90.9.8 白山前
モハ21 90.9.8 白山前

駅舎の両端は大きなRを描いたデザインで、スクラッチタイルが良い色合いを出しています。
田舎臭い新潟交通カラーもそれとよくマッチしていました。

モハ21 90.9.8 白山前
歩道橋から見下ろしたこの風景、きっとここを訪ずれた人の多くはここから写真を撮ったのではないでしょうか。


90.9.8 白山前
反対側から見た駅舎全景。

こちらの写真は、81年の訪問時です。
陽もすっかり落ちかけたころ、県庁前に行きました。
朝お世話になって、車庫でも再会したクハ39に再度会えました。

二枚とも クハ39 81.9.5 県庁前
暮れなずむ県庁前を燕に向かって発車したクハ39です。
テールライトが赤白反転できるタイプらしく、白く点灯しながら走っていることに、今回スキャンして初めて気づきました。
クハ38,39の二両は他の車両よりも古い車両だったためでしょう、この後早目に姿を消しており、この時見たのが最後になりました。

4 件のコメント:

  1. この駅舎、廃止後もしばらく残っていたのですが、惜しくも解体されちゃいましたね。
    ここのレイアウトセクションを作りかけたことがあります。

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  2. 待ってました!!
    県庁前と言えば、改札越しと歩道橋。それにしても摩訶不思議な駅でしたね。日中は日車標準形1両のみでしたが、ラッシュ時に造結されるクハがいい味出してますよね。

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  3. Cedarさん
    県庁前の駅は歴史的建造物として残せなかったのでしょうか?
    道路の真ん中だし古い物を大事にしないお国柄からして無理なんでしょうかね。

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  4. maru-ha殿
    県庁前は独特の雰囲気がありましたね。
    電車が居ない時にホームに立ったら目の前道路だし変な感じ受けますね。

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