2012年9月8日土曜日

模型の世界に生きる信越線電車

TOMIXのEF63(⇒TOMIXのEF63と横軽の思い出)が我が鉄道の仲間入りしたことで、信越線の風景がいくつか再現できるようになりました。

クモハ41044(左)とEF63 15(右)
横川では例えばこんな光景が見れました。

クモハ41044(左)とクハ85105(右)
そして、こんな組み合わせも見られました。

クモハ41044 84.1完成
まずは高崎と横川間の区間電車から。
区間電車用の戦前型国電はKATOの41系を利用して製作しました。
こちらはクモハ41です。本当ならクモハ40の平妻車としたいところですが、改造のハードルが高いので、実際に運用に入ったことのあるクモハ41で我慢しました。
こちらのクモハ41の特徴は三つ。
1.リベットレス車体であること・・・リベットは全部削って表現しました。
2.正面がHゴム化されていること・・・他のKATO製品からHゴム窓を移植して作りました。
3.前照灯が250Wながら埋込み式のままなこと・・・市販品から加工しました。
などです。
それらしい姿にはなったかな、と思います。

クハニ67900 84.1完成
こちらはクハニ67です。
こちらは客用扉の改造さえすればできてしまうので割合容易かったです。
荷物扉はペーパー製です。
プラでは気になる前照灯や左右のステップなどは交換しています。

モハ30003 84.1完成
こちらはモハ30です。
当然ながらこちらは切り継ぎ加工にて製作しました。
妻面も窓の埋め込み等を行っています。

次は80系です。
現在、ネタ不足で4連になっています。
本来なら正規の6連にしたいところですが、今のところはこれで我慢です。

クハ86124 08.5完成
長野に配置されていた(後に松本に変更)信越線用80系電車は、同じく80系で運用されていた篠ノ井、中央西線用のものとは区分されていました。
当然ながら横軽対策車両が充当されており、高崎まで顔を出していました。

クハ86100番台は末期には実際は配置がありませんでしたが、以前はスノープローを装備したこの姿で横軽には良く顔を出していましたので、若干矛盾はありますがこの車を編成に組み込みました。
模型のタネ車はエンドウ製品の中古で、車体は一旦シンナードボンをして、正面の鼻筋をきっちり入れることや、雨樋を張り替える等、各部に手を入れています。
下回りは床板と台車以外は新規作り直しをしています。

クハ85105 08.5完成
こちらはサハ87改造のクハ85です。
クハ85は基本都落ち時にサロ85の格下げ・制御車改造車のグループですが、更に転出が進んでクハ不足、サハ余剰の現象が発生したことからサハ87から改造されたグループです。
全金属のサハ87からの改造なので近代的なお顔とのマッチングはこの改造車が一番良かって気がします。
模型的にはピノチオのキットの組立品になります。

モハ80247 08.5完成
モハ80のうちの一両は200番代です。
パンタグラフがPS23に換装されているのが最大の特徴で、コレ作りたかったのです。
模型的な経緯はクハ86同様エンドウ中古、シンナードボン、下回り新規という組み合わせです。


レタリングにもちゃんとこだわりました。
PS23装備の◆型表記と横軽対策の●表記もしっかりレタリングしました。

モハ80851 08.5完成
最後の一両はサハ87を電動車化・低屋根化したモハ80です。
実車は身延線の急行富士川ように不足する電動車をモハ72のサハ化で捻出された台車・電気品で電動車化されたもので、2両だけの珍車でした。心臓を抜かれたサハ78も数少ない戦後新造のモハ72形車体のサハとして片町線で異彩を放っていました。

模型のネタはこちらもエンドウ製品で、改造内容は他の2両と同じです。
写真は特徴の低屋根部分がわかる角度で撮ってみました。

以上、信越線に対する思いを模型化した電車たちのご紹介でした。





2 件のコメント:

  1. 味わい深い車両たちですね。
    信越線ローカルは高崎駅で見た事があります。スカ色と新潟色の旧国の並びは印象に残っています~といいながら写真は撮っていませんが・・・

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  2. Cedarさん
    高崎の駅は信越・上越・両毛と各方面に旧型電車が発着していて古い電車好きには魅力的なところでした。スカ色と新潟色のご対面は確かにインパクトがありました。
    駅の脇から出ていた上信電鉄も結構な色でしたが。

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