2012年7月10日火曜日

1980年春、北陸電車巡り 福井鉄道 路面区間

京福電車訪問の次は、北陸私鉄巡りのトリ、福井鉄道です。
北陸のインターバン、福井鉄道はやはり大型電車が路面区間を走行する区間が見所になります。



モハ203-1 80.3.11 福井駅前

そして福井鉄道と言えば、この今なお現役の急行車、モハ200形です。
訪問当時は相変わらず福井鉄道のエースとして活躍をしていましたが、いよいよ今年から置き換えが始まるとのこと。昭和35年生れですから既に51年を経過しているわけですから、止むを得ないのかもしれません。


モハ122 80.3.11 市役所前

モハ81 80.3.11 市役所前
大型電車が二両以上で走行するシーンは、当時ここと新潟でしか見れませんでした。
モハ122は大人しいデザインの電車ですが、全面広告で派手な姿になっています。
全面広告電車は路面電車では当時でも別に珍しくありませんでしたが、郊外電車ではまだ大変珍しい存在でした。
個人的にはどうも気が進みませんが。



モハ81 80.3.11 市役所前
車体は新しいものの下回りは古い80形。
最後はカルダン車にまで化けました。



クハ122 80.3.11 市役所前


モハ121-2 80.3.11 市役所前
市役所前でスイッチバックする普通電車。
この二両、似ているようで結構違います。
下のモハ121-2は電動車改造を受けてユニットを組んでいます。
後に上のクハ122も同様な改造を受けています。



モハ143-1 89.5.14 市役所前ー公園口

モハ143-2 89.5.14 市役所前ー公園口
その後に訪問した路面区間、新福井寄りの雰囲気です。
車の量が少ないですね。
モハ141形はデビューは新しいものの、三編成のネタは三種類の電車の寄せ集め改造車でした。
この編成も143-1はオリジナル電車の車体延長車、143-2は名鉄瀬戸線に居たモ900が化けています。
名鉄モ900は同じタイミングに北陸鉄道にも嫁いでいますが、全く別物になっています。



モハ301-1 89.5.14 市役所前
静岡鉄道からの電車も新しく仲間に入っていました。
初の冷房搭載車になるのでしょうか。車体がすごく長く感じます。



モハ562 89.5.14 市役所前
市制100年のイベントに合わせて確か社会実験ではなかったかと記憶するのですが、路面区間だけの小運転が復活していましたが、これは結局恒久的なものにはなりませんでした。

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