2012年3月12日月曜日

ガソリンカー、最後の活躍

上田原車庫のお話を少し前にしました。それを見ていただければお分かりのように、上田交通には戦後数多くのガソリンカー改造電車が存在していました。

クハ252 86.5.4 神畑ー寺下
これらガソリンカーは少しずつ数を減らし、1500V化直前まで生きながらえた最後の一両が奮闘していました。
最後の一両は神中鉄道(後の相模鉄道)が発注したガソリンカーで、相鉄時代に既に制御車化改造を受けていました。同時に入線した相方のクハ253は1975年に廃車になっていました。




クハ252 86.3.2 城下ー上田
千曲川を丸窓電車に引っ張られて左右に車体を揺らしながら徐々に視界から遠ざかっていきました。


クハ252+モハ5271 85.12.7 舞田ー中野
塩田平の冬。 寒さに手がかじかみます。

クハ252+モハ5271 86.3.2 舞田ー中野
最期の春を迎えても、何十年と変わらない毎日が続いていました。

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