2022年1月12日水曜日

架線柱をもとめて その5 東北の地方私鉄編

架線柱行脚、地方私鉄編に移ります。

地方私鉄編、北から順に行きます。登場する私鉄路線についてはムラがあると思います。架線柱をちゃんと意識して撮っていない路線は省いていきますので、必ずしも電化地方私鉄全路線が出てくるわけではございません。その点は、ご了承ください。

80,10.13 平賀

トップバッターは弘南鉄道です。電車も国鉄テイストですが、架線柱も国鉄風?

98.5.25 中央弘前

こちらは弘南鉄道でも大鰐線です。


弘前電鉄起源の大鰐線は弘南線よりもちょっとランクダウンのようで、安普請な架線柱でよい雰囲気です。そういえば、電化開業時の電車も中古品の寄せ集めでした。

98.5.31 十和田市

自分的にはよもや!の廃止となってしまった十和田観光電鉄。こちらは駅舎移転後も引き込み線で残っていた場所です。




某社の架線柱の製品化の設計にあたって、架線柱のお勉強に沿線の架線柱をいろいろな角度から構造をチェックしに何度か行きました。

97.11.22 五城目

秋田中央交通は保存されている架線柱のみですが、写していました。この保存車も教育委員会からの要望などで今は撤去されたとか。教育委員会もダメですね。

94.4.14 若柳

栗原電鉄です。か細い鉄柱が印象的でした。

98.6.6 尾松



沿線風景です。
木製架線柱、第四種踏切と道路の関係とか実に良い感じでした。

98.6.6 細倉

鋼製の架線柱と木製の架線柱の使い分けの境目は微妙なようです。
栗原電鉄の場合構内は鋼製架線柱が、本線は木製が基本のようです。



木製架線柱のビームは最もシンプルな支持方法で、ビームが電柱を挟まず柱の片側に取り付けているタイプで、見た目には心もとない印象があります。



87.9.26 善宝寺


庄内交通は間に合いませんでした。
善宝寺駅構内を残したここで、辛うじて架線柱も撮っています。

98.6.6 高城町



こちらは私鉄ではなく、JR仙石線の架線柱ですが、これは恐らく宮城電鉄時代のものをいじりながら使っているものと思います。


69.8 

福島交通はお友達画像からです。
以上、東北の地方私鉄編でした。


2 件のコメント:

  1. 変な架線柱というと自分も現物は見てないのですが、大井川鉄道の古い写真見てたら碍子が妙にデカい河川柱がちらほらありました。
    (架線がなかったら遠目で「妙に首の長い街灯」に思えるほど)

    中電あたりから高圧鉄塔用のでも払い下げられたんでしょうか・・・?

    返信削除
  2. レサレサさん
    おっしゃる通り大井川の架線柱は他に例がない特殊なものですね。
    中電払い下げ~。
    その可能性もあるかもしれませんね。

    返信削除

コメントはフリーでお受けしています。しかし、個人的なブログですので、リプライ及び不適切と判断したコメントの削除は管理人判断で行ないます。