お知らせです。
明日6日付けで拙著『西武の黄色い3扉車』が発売になります!
以前、西武の赤電本を出させていただき、おかげさまで重版することができました。その赤電本を作るとき、高性能電車についても触れているものの誌面の関係で端折った紹介にとどまっており、いずれは高性能車だけの本をという話は編集部ともしておりました。今回はそれが実現することになりました。
そして、最後の一折は譲渡先での活躍です。
譲渡先ではカラフルなカラーリングを纏っていますので、譲渡車の紹介はカラー頁としました。
79.12.6 武蔵藤沢ー稲荷山公園 |
個人的には吊り掛け電車好きで、若い頃はカルダン車にはフィルムの購買能力の問題もあって殆ど撮っていませんでしたが、西武の電車となぜか国電でも101系だけは撮影をしておりました。
地元の電車はやはり特別扱いでした。そのころ撮った写真が今回は陽の目を見た感じです。写真はいつものようにお邪魔した小手指車両管理所の方に、東急車輛から入線したばかりの新101系の試運転があるよ、と教えてもらって撮影したクハ1240ほかの入線試運転列車の画像です。
今回掲載した黄色い三扉車はほとんどの車両が新製時もしくはHSC改造前から見てきた電車たちなので、その生涯を見届けてしまったことになります。
時間の流れは速いものです。
20.9.23 八坂ー武蔵大和 |
ワンマン化改造後は無風時代が結構長かった101系電車も遂に先が見えだしました。9000系改造のワンマン車が多摩湖線系統には投入が始まっており、既に101系2編成が運用離脱しています。写真の263編成はまだまだ残るのかもしれませんが、黄色い三扉車の活躍にもカウントダウンの時期が到来したようです。
そのようなタイミングでこのような本が出せたことは良かったのかなと思っております。
10 件のコメント:
西武の20m3扉車は独特の室内の様子や、フリーランス模型みたいな車体でほんのり好きでした。ずっとこのままいくのかなと思ったら、結局他社と同じ4扉になってしまいましたね、首都圏の混雑や他社直通の関係で仕方無かったのでしょう。
Cedarさん
20m級3扉の通勤車は独自の世界で個人的には好きでした。
当たり前と思っていたものが、いつしか他の私鉄と変わらない世界になってしまいました。
仰る通りの理由でしょうからやむを得ないのかと思います。
南入曽の車庫を見学した際に「新車が入っているよ」と職員さんが親切に教えてくれましたが、実物を見たらクハ1701形改造のクモハ501形2両編成だったので拍子抜けした覚えがあります(笑)。所沢工場は改造・新車製造・譲渡車のリニューアルと何でもやっていましたね。そのうちに、抑速ブレーキ付きの101系が新宿線で701系や401系と組んで走るようになって、ちょっと驚きました。
現存の新101系も既に実働40年前後ですか。車体はそれほどくたびれているようには見えないが、結構な年数ですね。
新しい西武電車の本の発売、おめでとうございます。
30年くらい前まで、池袋線は全て3扉車でした。
デイタイムや休日は多くが8連で、優等列車と各駅停車の区別なく運用されていました。
初めて新101系を見たとき、西武もようやく現代的なデザインになったと思いましたが、年月経つのはあっという間ですね。
黄色い3扉車の本、ブログを拝見して書店を見に行きましたが、当然ながらまだ売ってませんでした。。
明日購入します。
緑の猫さん
所沢工場はなんでも作ってしまう工場でしたね〜
新501系、前パンのとってつけた感が最後まで抜けませんでした。
三等急電さん
あんなにあった3扉車、全部無くなってしまっているのに改めて時の流れを感じてしまいますね。
石マロさん
私も新101系登場時、そう感じました。
もう40年経ってしまうのですね。
関西ならあと10年は走りそうです。
本日、所沢駅グランエミオ内TSUTAYAに行きましたが、店頭に見当たらず。
取り寄せ手配を頼んで来ました。
店長に聞いたところ、昨日入荷したが、早々に完売したとの事でした。
さすが、沿線本屋さんですね。
ちなみに、飯田線本は、3冊並んでました。
北マトさん
それはお手間おかけしてすみません〜。
でも早々に完売というお言葉、嬉しいです😊
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