明延鉱山に行ったら是非とも見たかった車両が2両ありました。
その車両は『赤金号』と『白金号』です。
どちらも独創的な車両で、鉱山お手製感満載の車両です。製作された目的は幹部の移動用や保線などの業務用、そして実際にお客さんを乗せることもあるというマルチユースの『電車』でありました。
ユーモラスな一つ目小僧です。
手前側の扉は乗務員用、奥が乗客用で、手前の扉は潜り込むようなすごく狭いものです。
ブレーキは車のサイドブレーキの様なものだけで、エアブレーキなんてありません。
ベンチシートになっていて、ここにもお客さん乗せたそうです。
昔のタクシーのベンチシートを思い出させます。
運転席から客席には行けない構造です。
運転台は一か所のみ。
つまり、逆向きは乗客越しに前方を見て走るという、際物です。
凄い電車です。
こっちの方がデザイン性は高そうです。
4 件のコメント:
この2両はいつも明延で昼寝していました。
時々1円電車の運用に入ると聞きましたが、
当時から有名だったので割と乗客が多くて
この1両では乗り切れなかったと思います(笑)。
にぶろくさん
確かにこの車両では運ぶ人数少なすぎますね。
閑散時しか出番は無かったのでしょうね。
こりゃやはりすごいですね!
デザインした人のセンスに脱帽!
Cedarさん
この設計した人、なかなかですよね!
可愛らしい電車を一生懸命に考えて作ったのでしょうね!
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