もう一度行きたいと意図しながら結局行かずじまいに終わってしまった悔いが残る鉄道でした。
その悔いが残る目にあった前回の訪問記です。
以前にもこの時のことを類似の記事は書いておりますが、運行終了を聞いて再度まとめたものです。
12.7.13 西鉄千早 |
訪問前日、福岡での所用の時からすでに暗雲が立ち込めていました。
台風並みの低気圧で九州地方は大雨でした。
12.7.13 博多 |
しかしながら、雨は断続的で降ったり止んだりの気紛れ天気で、山笠も予定通り行われており、まあ何とかなりそうだと思ったのであります。
12.7.13 福岡 |
というわけで、ホテルを予約していていた大牟田に西鉄電車で向かいます。
すでにダイヤは大混乱。
不安を感じながらも電車で向かう途中、車窓からは水田状態などと洒落でも言えないような水浸しの光景が。
特に柳河付近は水嵩を増した川が不気味でした。
12.7.13 大牟田 |
それでも、ひとまず無事に大牟田のホテルに到着。
ホテルの部屋からはこんな風景が見えました。
画面中央の線路が三池鉄道の線路です。
予定では翌朝にここを列車が走るはずです。
翌朝もどんよりした天気でしたが、雨は降っておらずなんとかなりそうです。
これは嵐の前の静けさだったことはこの時知りませんでした。
その踏切から宿泊したホテルです。
12.7.14 大牟田 |
踏切の警手さんが来たので、運行を確認しました。
鹿児島本線の貨物が雨の影響で朝の一往復以外は走らないけど、初便だけは予定通りだよ、と言われました。
そして、列車がやってきました。
12.7.14 大牟田 |
12.7.14 宮浦 |
ひとまず停車中の機関車を撮りましたが、どうにも良くない予感がしてホテルに戻りました。
ホテルに戻ったら、柳河市内の水嵩が増して市内全域避難勧告が出ているとのこと。すでにJR在来線は運転見合わせで、早く駅行ってまだ走っている西鉄で戻った方が良いといわれました。
12.7.14 新大牟田 |
大牟田駅に行ったら、JRだけでなく西鉄もバスも含めて全てストップしていました。
これはまずいと、同じように足止めを食らった人と駅員に相談したら、何とか新幹線だけは動いているとのことで、相乗りで慌ててタクシーで新大牟田駅へ。
駅に到着目前で上りの新幹線が動いているのを確認ましたので、一安心。
ところが、その直後に筑後船小屋駅が冠水たとのことで運転見あわせに。
結局は約3時間待ちで筑後船小屋駅を通過するという措置をすることで臨時停車のさくらが運転再開して、事なきを得ました。
案内表示は全くあっていませんが、このさくら号から見た柳河付近の光景はすさまじいものでした。
結局まともに見ることもできずに慌てて現場を立ち去った三井三池鉄道。
リベンジは果たせませんでした。
最初に訪問たときの記事はこちらを見てください。
こちら⇒https://tsurikakedensha.blogspot.com/2012/08/blog-post_9.html
4 件のコメント:
欲をいえばきりがないけど、旅客列車をしっかり記録しているのだから文句なしですよ。
モハメイドペーパーさん
まあ、そうですね。。。
遠いので、やむをえませんね。
大変な時に訪問されてたんですね。
私は博多の嫁の実家から行ったので、朝の引き渡し運行が撮れなかったのが悔いが残っています。
赤影さん
よもやそんなにまでなるとは思わずに強行したのですが、しっかりとツケは廻りました。
少しだけになってしまいましたが見れたことは良かったかと思います。
朝の運行は結構早かったですね。
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