二回目はやはり近場ですが、茨城交通です。
連休に合わせてキハ22タイプ2輌が交互に運転するとの話で、家族でひたちなか海浜公園へ行くついでに一時間ほど撮ったものです。
06.5.4 中根ー那珂湊(以下同じ) |
まずやってきたのはキハ222です。
キハ22形のキハ222は羽幌炭鉱からやってきた車輌です。
次に来たのはキハ2004です。
こちらは同じキハ22タイプながら形式はキハ2000形で、準急色のキハ2004です。
出自が前者と異なり留萌鉄道です。
旧塗装バージョンはキハ22形実車では無かったはずですが、このスタイルには似合います。
こちらはカメラデビューさせた愚息のショット。
残念ながらタイミングが合いません。
意外と風があって水鏡とはなりませんでした。
現在キハ2004は平成筑豊鉄道で動態保存されています。
羽幌炭鉱鉄道と留萌鉄道から来た道産子キハ22は、北海道の車両らしい二重窓、木製の床、旋回窓など重厚な雰囲気で、後から来た国鉄のキハ11がずいぶん安普請に見えましたね(二重窓は後年外されましたが)。生まれ故郷はあっけなく消滅してしまったが、湊線で21世紀になってもしぶとく活躍したのは凄いです。
返信削除田んぼの中を走る単行列車は、タイミングがなかなか合わない、構図が意外ととりにくい、背景が空ばかりで露出が厄介など、写真デビューとしては難易度が高い題材ですね(笑)。
midorinoneko さん
返信削除道産子気動車はどれも本来の目的場所では短命で、第二の神舎の時代が長かったのが特徴でしたね。
特にキハ22タイプは窓が小さいので、関東で見たときはちょっと暑苦しかったかもしれません。
被写体の周りに決め手がないこのような風景はデビュー戦には難しかったかもですね(笑)。