ネガに映り込んでいるのはほぼ100%ポートレート写真なのですが、その中にちょっとだけ街の風景もありました。
今日はその中から渋谷のスクランブル交差点で撮った56年前のメーデーの画像で渋谷今昔を見てみたいと思います。
63.5.1 渋谷 |
1963年のメーデーの渋谷です。
道玄坂方向から山手線のガードを見た光景ですね。
63.5.1 渋谷 |
そのカットの一つに山手線の73系電車が偶然に映りこんでいるものがあって、興奮しました。
私の手元にあるネガ唯一の東京を走るぶどう色電車画像です。
手前の日産トラックやクラウンのバンにも目が行きます。
画面左手には三千里薬品が写っています。
63.5.1 渋谷 |
渋谷の旧駅舎が辛うじて写っています。
19.8.6 渋谷 |
それでは、56年後の今の様子を定点観測してみました。
上の写真に写っている三千里薬品は今も盛業中です。
電車は73系から101系、103系、205系、E231系、そしてE235系と6世代交代しています。
19.8.6 渋谷 |
下の写真の渋谷駅舎の今です。
すでに駅舎のイメージではありませんね。
だんだん駅舎がランドマーク的存在から街の一部に溶け込んで主張がなくなっている気がしますね。
4 件のコメント:
昭和38年5月だと103系が出る直前、山手線は大部分が黄色い101系の頃ですね。この頃のメーデーは参加者も多く、信濃町と千駄ヶ谷の臨時ホームが使われていました。
先日も渋谷で乗り換える羽目になり、延々と歩かされて不愉快になりました。
デペロッパーの金儲け優先で駅や街が作り変えられるのは他にもありますが〜
渋谷が完成するまで生きてない気がします。
モハメイドペーパーさん
ということは、偶然写った73系も既に少数派だったということですね。
ありがたい画像です。
Cedarさん
本当にこの駅はどうにもならなくなってきていますね。
できるだけこの駅では乗り換えしないルート選んでいます。
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