本日プレスリリースが解禁になりましたので、ご案内します。
このお話は3年ほど前から風間さんの写真をブログだけでなくきっちり本として残したいと思って風間さんと名取さんにお声をかけていたものがついに実現したもので、私としても感慨無量であります。
風間さんの写真記録の書籍化は自分なりの思いでお声がけしたものですが、いざふたを開けてみたらその前から風間さんも名取さんと書籍化の会話はされていたということが分かりました。
そんな経緯があって後、3名で打ち合わせを繰り返しながら企画を進めていたもので、実現までの間では3名それぞれ立場や様々な環境が変わり、それなりに時間がかかりましたが、遂にここに夢が結実したことになります。
風間さんが1960年代に全国を回られた地方私鉄の数は100社局以上。成果はすでに氏のブログをご覧になられていればお分かりのことと思います。
風間さんのブログ
⇒地方私鉄1960年代の回想
その膨大な画像から実際にどのような鉄道のどのような画像をセレクトするかという作業は大変で(私は大変ではないですが)、結局は上下2巻でまとめて同時発売というこれまでにはないスタイルでの形態でまとまりました。
また、この書籍はずっとネコパブリッシングで編集長をなさっていた名取さんの定年退職・独立後に立ち上げた「OFFICE NATORI」 として初リリースの記念すべき書籍でもあります。
発売元も電気車研究会というのも、かなりのインパクトがあります。
上巻は東日本編 |
下巻は西日本編 |
上下巻の表紙です。
上巻は主に東日本編、下巻は主に西日本編になっています。
それぞれに巻末には解説がついており、その部分は私が担当させていただきました。
東日本編から |
こちらは、東日本編の一部です。
フォトジェニックな画像が、次々と現れるこれまでになかったタイプの素晴らしい本になっていると思います。
発売は4月20日(金曜日)とのことです。
当日はその発売を記念したトークショウを神保町の書泉グランデで開催予定で、私もそこに同席の予定です。
以下はその案内文です。
『地方私鉄 1960年代の回想』発刊記念イベント
4月20日(金)19時から
鼎談 『地方私鉄 1960年代の回想』を語る!
風間克美・宮下洋一・名取紀之
協力:株式会社 電気車研究会
『地方私鉄 1960年代の回想』著者の風間克美さんを囲んで、「地鉄電車」で知られる希代のモデラ―・宮下洋一さん、そして編集を担当したOFFICE NATORI代表の名取紀之さんが地方鉄道の“あの頃”を縦横無尽に振り返ります。掲載できなかった線区の画像を交え、風間さんならではの味わい深い写真の数々がモニター上に蘇るほか、参加者限定のサプライズ・プレゼントもご用意しています。春爛漫の週末の夜、ゆったりと1960年代の地方鉄道に思いを馳せてみられては如何でしょうか。
このほかに風間さんの写真展の計画もあるほか、4月7日からは先行作品展ではないのですが、静岡県藤枝の藤枝市郷土博物館で開催の「こだまと軽便のジオラマ展」では、風間さんのフォトジェニックな作品を約30点展示いたします。
あわせて、ご覧頂けると幸いです。
初めてコメントさせていただきます。
返信削除突然の出版発表で驚きましたが、
これは貴重な記録となる内容のものと
楽しみにしているところです。
風間様のブログのリンク集では
当方のHPも紹介し下ださっています。
宮下様は電化中心、当方は非電化中心ですが
目指すところは同じ時代の世界を
模型で再現することですね。
さかつうギャラリーにもお邪魔する
つもりですが、楽しみにしております。
Tomiiさん
返信削除書き込み、ありがとうございます。
これまでの経緯は全て水面下でやっておりましたので、驚かれた方もいらっしゃったかと思います。
風間さんは弊ブログ開設の起爆材であった方ですし、その貴重な写真はWeb 上だけでは勿体ないと常々思っていたところでしたので、このように紙媒体で残る意義は大きいと思います。
PC画面では体感できないインパクトを是非本で体験して下さい。
さかつうギャラリーは最終週末だけは午後居るようにしようと思っております。
pdfに落としてホームページのアーカイブとしてPCで見れるようにした方が便利。
返信削除ブログでやろうとするのが間違い。ブログは日記形式である。アーカイブには不適。
紙媒体の本は保管に苦労する。
chitetsuさん
返信削除本の紹介ありがとうございました。
スタートからゴールまでchitetsuさんに協力いただき本当に感謝します。
12年前の軽便写真展に来て戴いたのが初対面、
そこからchitetsuさんとこんな展開になるとは思ってもいませんでした。
今後とも宜しくお願い致します。
katsuさん
返信削除出版、おめでとうございます。
以前から本にしたら素晴らしいと思っていたことが現実になりました。
私としても自分の本のように嬉しいです。
引き続きよろしくお願いいたします。