7月7日から始まったヨーロッパ気まぐれ鉄道の旅も、最終日を迎えました。
最初は長いと思っていましたが、実際に行ってみると早いものです。
本日帰国の予定で、チューリッヒ空港で暇を持て余しております。
色々なことが重なっての気分転換での今回の旅は、案の定色々なことがあって航空券が紙切れになってしまうかと言う事態が幾つも発生しましたが、強引に押し切って飛行機に飛び乗れました。
まだ日本に帰らないと安心はできませんが、ここまでは特段の大きなトラブルは無く過ごせ、得難い体験ができたと思います。
まあ、こんなこと何度も出来ない一回限りの体験ではありますが・・・。
本日は某国営放送の総集編ではありませんが、簡単に今回の旅を一日一枚の絵日記のダイジェスト版にしてみました。
7月7日
最初に降りた都市はベルリンでした。
ベルリンに到着した時に空港で出迎えてくれたのはこの電車でした。
東西統合時に何はさておき見に行った電車にいきなり会えたのは嬉しかったです。
7月8日
ベルリンには半日しかいませんでした。
その半日観光で見たトラム。
ベルリンのトラムは基本的に旧東側に路線網がありましたが、そのあたりも一部見直しが入っているようでした。
今どきのトラムが席捲する中、タトラタイプの生き残りも頑張っていました。
7月9日
今回一番見たかったのはこのモーリー鉄道の路面蒸気列車でした。
この世離れした風景に魅了されました。
行って良かったと実感しました。
7月10日
モーリー鉄道には足かけ3日滞在し、その後移動したリューゲン島の蒸気列車。
こちらは全く雰囲気の異なる路線でした。
7月11日
この日、一番のトピックスは古いレールバスに会えたことでした。
こちらは軌道幅も違う列車同士の離合風景です。
この後、半日かけてハルツ地方に移動しました。
7月12日
翌日はハルツの山に登る汽車をじっくり堪能しました。
雨に濡れる併用軌道が印象的でした。
7月13日
ハルツも足かけ3日滞在しました。
ヴェルニゲローデを発つ朝に出発風景を撮ったものです。
この99 222号機は大変気に入りました。
7月14日
ツィッタウには時刻表の列車の運転日の見間違いで接続列車無し。
ホテルに行くのにオタオタしてしまいました。
その為、列車が見れたのは翌朝でした。
蒸気2列車同時発車は興奮しました。
7月15日
チェコに入りました。
EU圏内とはいえ、国境を越えてからの雰囲気は随分と変わるものです。
プラハのトラムは古い街並みにしっくりと溶け込んでいました。
7月16日
プラハは昔からブタペストと並んで東欧で行ってみたい場所でした。
中日は一日市内観光をしつつ、トラムも楽しみました。
プラハの駅ではこんな機関車が活躍していました。
7月17日
世界遺産の街、チェスキークロモノフに行きました。
こちらの街はいくつか見た世界遺産の街の中でも一番感動しました。
その内容はまた追って建物ブログで紹介したいと思っています。
移動にはチェコの国鉄を使いましたが、時間はルーズでいつ発車するのか、
ちゃんと接続列車は遅れても待ってくれているのかなど、結構ヤキモキしました。
チェスキークロモノフからの列車は漫画のキャラクターのようなお顔の気動車が客車を牽引するという列車に乗車しました。
7月18日
チェコからはオーストリアに入りました。
リンツ、ザルツブルグ経由でツィラタール鉄道へ。
マイヤーフォーフェンのホテルはいかにもチロルな感じでゆったりできました。
翌朝はおとぎの汽車のような蒸気列車を撮った後、インスブルック経由でイタリアのボルツァーノへ。
天空の電車・リットナーバーンには感動しました。
7月19日
翌日はボルツァーノから列車を二本乗り継いでからポストバスでスイスへ山越えをしました。
列車からの風景も楽しいですが、バスの車窓から見るアルプスの景色も素晴らしいものでした。
こちらはそのポストバスで到着したレーティッシュバーンのツェレンツ駅。
この日は、前から泊まって見たかったアルプスの小さな村に宿泊しました。
7月20日
翌日はレーティッシュバーンを堪能しました。
草原を走る赤い列車はやはり素晴らしいものです。
その後、ベルニナ線で終点・ティラノへ。
こちらで三泊しました。
ちょっと国境を越えただけですが、ホテル代がスイス国内の半分以下で済んだのがティラノを選んだ理由です。
7月21日
翌日は再びティラノからベルニナ線に戻りました。
氷河の溶けた水が独特な色をするビアンコ湖畔を行く列車をちゃんと撮りたかったためです。
この日はハイキングを兼ねて一日中ベルニナ沿線に滞在しました。
7月22日
翌日は、ユーレイルフレキシーパスの余った一日分を活用してミラノに行きました。
目的は骨董的な価値がありそうな古いトラムをじっくり見ようとしたのですが、猛暑にやられてグロッキー。
早々にホテルに帰還しました。
7月23日
ティラノの街の様子が随分分かって来た三日目に、スイスに向かいました。
性懲りもなく、又もやベルニナ線沿線を歩き回りました。
何とも形容しがたい風景の中を行く列車は何度見ても魅力的です。
7月24日
学生の卒業旅行で行ったことのあるディセンティスに次は向かいました。
31年ぶりのディセンティスはすっかり変わっていてびっくりしました。
雪の中をデッキ付機関車と古い客車で越えたオーバーアルプの山越え区間の列車を撮って見たかったのが目的でした。
7月25日
翌日はいよいよ旅の最終目的地のチューリヒに向かいました。
ゴッタルドを越える列車風景も新しいトンネルが出来ると様子が変わるのでしょうね。
7月26日
フルに動けるヨーロッパ最後の日はチューリッヒトラムミュージアムに行きました。
数々の古いトラムがミント状態で展示されており、その多くが本線上で今も走れるのが素晴らしいです。
7月27日
いよいよ帰国です。
この列車で空港へ向かいました。
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ざっと今回の行動を振り返ってみました。
このような気まま旅は学生以来、単独行では初めての行動でした。
一生に一度できるかどうかだと思って今回は決断しましたが、どうなることやら結構不安がいっぱいでありましたが、なんとか無事終わることが出来そうで一安心です。
紹介できなかった後半部分はまた、帰国後に落ち着いたらまた改めてまとめてみたいと思います。
不人気・海外ものレポートにお付き合いいただき、ありがとうございました。
ひとまず、これで終了します。
吐き気がするほどロマンチックですね(おまる核爆)!
返信削除マジでゲロ吐く野蛮国にはよ帰ってきてね!
待ってます!
気をつけてー!
イヌーリン殿
返信削除お久しぶり過ぎてお久しぶり過ぎるほどご無沙汰です!
現実逃避も年貢の納め時がきちゃいました。
嗚呼、残念!
このところ、極東の国は脳ミソが蕩けそうな暑さになっていますよ。
返信削除とりあえず、無事のご帰還を。
返信削除スイス、又行きたくなってきた。
かえってきちゃうんですね、きっと暑さと駄目政治にめげますよ、
返信削除まあ、お帰りなさいの宴を催しましょう!
モハメイドペーパーさん
返信削除涼しさに慣れた体を戻すのにちょっと時間がかかりそうです。
pleiadesさん
返信削除スイスは何度行っても良いですね。
Cedarさん
返信削除只今、羽田に着いちゃいました。
要リハビリ状態です〜。
先ずは帰国報告会をしましょう!
おかえりなさ~い^^。
返信削除今度お土産話をお聞かせくださいね^^。
ぽんキチ殿
返信削除今度一杯やりましょうね〜!
お帰りなさい。実りの多い旅でしたね。
返信削除こちらはPCの不具合などで、すっかりご無沙汰いたしました。
遅くなり申し訳ありませんが、遡りコメントさせていただきます。
元・いきもの部長さん
返信削除多分一生で一度の気紛れ旅になるだろうと思って出掛けました。
大きなアクシデントは無く、見たいものは概ね見れて満足できる旅となりました。
現実に戻すのにちょっと時間かかりそうです^_^