モ3603とク2603 |
塗装も一時クロスシート車に塗装されたクリームにスカーレットの帯を巻いた塗装にしました。
このスマートなスタイルにはよく似合っている気がします。
モ3603とク2603 |
モ3603とク2603 |
実物編です。
3600系電車は名鉄が3400系に続いて製造された特急用の電車で、国鉄のクモハ52形に対する増備車の合の子クモハ43形とよく似た経緯で、3600系電車は流線型の3400系に対して「合いの子」的存在でした。
3600系は大きくは3種類に分類され、両運転台形が3600系、その片運転台形が3650系ですが、後年3600系も片運転台化されているので区別は有ってないようなものでした。
そしてもう一種類に分類されるのがク2650形で、こちらは戦後になってモ3500形及び元知多鉄道クハ950形を出自とするグループのの電装解除車が計5両編入され、ク2650形となりました。このため、ク2650形は他の3600系列とはデザインが異なるウインドシル・ヘッダー付となっており、モ3650形と組んだ編成ではスタイル的には統一されていませんでした。
モ3603 80.3.7 東枇杷島 |
モ3600形3603。
概ね原形を維持しています。
モ3652 79.7.16 堀田 |
モ3652 83.3.1 吉良吉田 |
ク2602 83.3.1 大江 |
3600系の制御車、ク2600形ク2602。
ク2652 83.3.1 こどもの国 |
スタイルはシルヘッダー付きで外観は3500系に似ています。
ク2652 83.3.1 こどもの国ー西浦 |
4 件のコメント:
モデルになったのは、美しい3600系の中でも最も美しい編成ですね。
クリームにスカーレットの帯の塗装は、旧型車でも新型車でもお似合のカラーでした。
元・いきもの部長さん
そうです。
モデルのタイプは原形を留めた最も美しい編成であったと思います。できればずっとこのツートンを維持して欲しかったです。
名鉄のスカーレット一色塗は、それはそれでいいけど、武骨な私鉄電車は2色に塗り分けている方が似合うと思います。
年賀状で四苦八苦中のmaru-ha殿
名鉄電車は70年前後に何度も塗装変更を試みましたが、あのクリームと赤帯の姿が格好いいですね。
古い電車にスカーレットはちょっとしんどいかも。
鼻水で四苦八苦中のChitetsuより。
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