その運用の複雑さはちょっとやそっとでは理解できそうにありません。
そんな名鉄電車を効率よく撮影するには当然ながら各線が集中する東枇杷島~神宮前までの区間が一番で、ここなら基本的に名古屋に向かってやって来る電車は全て見れることになります。
しかしながら、駅の条件は地下駅であったり島式ホームであったりで、ここ東枇杷島しかまともに編成写真を撮れません(神宮前も撮れるのですが半分の電車は向かい側のホームに行ってしまうので効率が良くありません)。
そんな訳で、名鉄電車に行くと必ず最初に寄るのはここ東枇杷島駅です。
本日はここで撮った電車を並べて見たいと思います。
モ851 83.3.1 東枇杷島 |
最初はなまず、こと850系。
現役だったのは1編成だけでしたので、出会えたのはラッキーな部類になるのでしょうが、何故か行く度に出会えました。
きっと相性が良かったのでしょう。
ク2351 83.3.1 東枇杷島 |
名鉄電車は優等列車が多く、こんな名古屋市内の駅でも優等列車通過駅では下手すると30分近く電車が止まりません。
モ3403 83.3.1 東枇杷島 |
もう解説不要ですね。
モ3560 83.3.1 東枇杷島 |
戦前最後のグループで、かなり工作が簡素化されていました。
モ3830 83.3.1 東枇杷島 |
車体更新で外板張替えを行ってウインドウシルが無くなっています。
雨樋が下手な模型作品の半田付け作品のような大変な状態になっています。
モ3831 83.3.1 東枇杷島 |
モ3901 83.3.1 東枇杷島 |
高性能車を模索中にそこまでたどり着けなかった電車です。
まとまったスタイルをしています。
モ3708 83.3.1 東枇杷島 |
種車に合わせて台車は様々でした。
モ3763 83.3.1 東枇杷島 |
モ3763。
モ7303 83.3.1 東枇杷島 |
下手な高性能車よりもサービス面では上を行っていました。
ク2884 83.3.1 東枇杷島 |
モ5009 83.3.1 東枇杷島 |
実に車体が丸いです。
長電2000も仲間ですね。
キハ8204 83.3.1 東枇杷島 |
・・・・でも、パノラマカーはたくさん通ったはずなのに、一枚も撮っていません。
当時はどこに行ってもこんな感じでした。
モ7043 08.11.13 東枇杷島 |
というわけで、パノラマカーは晩年の普通列車運用の姿でどうぞ。
6 件のコメント:
同じ頃、600V線区(揖斐線)に行っていまし
たが、名古屋付近の1500Vがこんなに楽しか
ったとは・・・
後悔しています。
つのすけさん
名古屋付近を行きかう電車は楽しかったです。以前豊橋で流電を撮っていた時に脇を走る名鉄電車の緑の電車に薄汚い電車だと思って見向きもしなかった反省から、スカーレット時代は何度も見に行きました。
枇杷島と神宮前は一日中過密ダイヤで、昭和の頃は車両のバラエティに興味がつきませんでした。吊り掛けカルダン入り乱れてるものの、圧倒的にクロスシート車の比率が高いのは名鉄ならではでしたね。
つのすけ様と同じく、私も撮影はあまりしていませんが・・・
Cedarさん
仰るようにこの区間は年中過密ダイヤでしたね。
東枇杷島では見える範囲内に3本も電車が居るような電車渋滞が起こっているのを何度も見ました。
これは、動く名鉄博物館ですね。
全車スカーレット一色になってしまい撮る気を無くしていましたが、行っておくべきでした。
しかし、太田川や御嵩という行先は、地元民でない者にはわかりにくいですね。
元・いきもの部長さん
スカーレット一色になった名鉄はクリーム一色になった東武鉄道同様に味気なさを感じましたが、駅にやって来るバラエティ豊かな電車群はやっぱり魅力的でした。
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