名鉄電車各種製作中 １

先日、キャンブックスから名鉄電車の吊り掛け車の変遷をまとめた『名鉄電車　昭和ノスタルジー』という本が発売されました。

役に立つ、名鉄電車の本

こちらの本や同じ作者著の『名古屋近郊電車のある風景』（写真右の本）では、懐かしい名鉄電車がカラーグラフを含めて目白押しの本です。

名鉄電車は大手私鉄の中ではかなり後年まで旧型電車が活躍を続けていたことは周知の通りです。
自分も幾度となく名鉄のAL/HL電車に見たり乗ったりしたので愛着があります。
特に名古屋駅前後で続々やって来る旧型電車の姿や本線を１００Kmに近いスピードでガンガン走る姿には感動しました。
そして、いつかは模型にして手元に置いておきたい電車が山のように存在していましたが、残念ながらHOスケールで製作したい優先順位を考えるとどうしても後回しにならざるを得ません。

そこで・・・

リトルジャパン製キット仕掛品

Ｎゲージで一挙に欲しい名鉄電車を手に入れるという、暴挙に出ました。
Ｎ初心者には名鉄電車のキットがたくさん出ているなんて知る由もありませんでしたが、祐天寺モデルスでそれを発見してしまいました（笑われそうな話ですが、事実です）。
『リトルジャパンモデル？？って何ですか？』状態でしたが、ホームページを見てみると随分とマニアックに名鉄電車を商品展開しているではありませんか！！
これは、いけません。
ラインナップを見れば見るほど・・・・全部、欲しい！！
そこを我慢しながらも結局はこれも欲しい病にかかり、４種類８両分のキットを結局購入してしまいました。
こちらはそのリトルジャパン製名鉄キット各種仕掛品です。
左から８００、８５０、３５００、３６００です。
どれもが戦前の名鉄電車の代表的な車種です。

鉄コレ仕掛品

ここまで作ってしまうと、不人気名鉄３８００譲渡車の鉄コレも気になってきます。
鉄コレでは名鉄３８００系はオリジナルの姿がまだ製品化されていません。
何か魂胆があるとの噂も聞こえてきますが、いつ出るのか分かりませんので、この機会に３８００系化することにしました。
既に多くの方がやられている改造ですので、色々とブログ記事を参考にさせていただきました。
そして気づいたらこのザマです。

こちらは鉄コレ名鉄３８００系の仕掛品です。
不人気・安価な３８００譲渡車を買い込んで屋根や窓セルをバーターをして３本製作することにしました。大井川と豊橋譲渡車を一部パーツに富山地鉄バージョンを使用して名鉄仕様に戻し中の様子です。

鉄コレ改造途中

左の２両は大井川鉄道から復元、右の２両は豊橋鉄道から復元しようとしています。
左から二両目のタイプはウインドウシルを復活することとし、結局・・・
①シルヘッダー付き原形スタイル
②シル撤去の更新スタイル
③運転台高運化スタイル
の３種類のバリエーションに拡大しようと企図中です。