2013年5月25日土曜日

富山地鉄立山線1989年

富山地方鉄道は1980年の訪問から後も折を見ては訪問していました(その時のモハ14710形はこちら⇒本家地鉄電車訪問・名鉄からの電車 ・ モハ14750形はこちら⇒本家地鉄電車訪問 1)。

そんな富山地鉄立山線、1989年秋にも訪問しました。
すでに最初の訪問時とはかなりの車両が入れ替わり、旧型車は随分と整理されていました。
五百石の駅で待っていたところにやって来たのは姿を随分と変えた14710形と14750形の3連でした。

モハ14755 89.11.25 五百石
運輸省規格型電車のモハ14750形は塗装変更と前照灯の二灯化でかなり印象が変わっていました。

モハ14755 89.11.25 五百石
五百石駅に停車中の14750形ほか3連。
車掌さんは二両目に乗っていました。
地方私鉄では最後尾に車掌さんが乗っていないことは良くあるケースでした。

モハ14717 89.11.25 五百石
後ろの2両は名鉄3800系の14710系電車でした。
こちらも貫通扉の埋め込みや前照灯の二灯化で印象が変わっていました。
両形式は一見類似スタイルをしているようで、車体高さなどは随分と違っているのがわかります。

モハ14711 89.11.25 横江ー上横江

立山の山並みを降りてきたモハ14711。

モハ14711 89.11.25 横江ー上横江
立山の山並みをバックに富山を目指すモハ14711、モノクロバージョン。

モハ14711 89.11.25 横江ー上横江
造りが今ひとつであった運輸省規格型電車も最後は新型台車、阪急電鉄から購入した廃車発生品を利用してHSCブレーキ化もされ、出自を考えるとそれなりのグレードにしてもらったのは電車としては幸せな一生だったのでしょう。

クハ11 89.11.25 横江ー上横江
眼前を軽快に走り去ってゆきました。

2 件のコメント:

  1. Chitetsuさんの地鉄記事らしい車種が出てきましたね。
    14750は好きな形式でした。カルダン車と併結して走る姿が印象に残っています。

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  2. Cedarさん
    本家、地鉄電車は今でも話題豊富で楽しい鉄道ですね。
    モハ14750、最初に行った時に見た時の雪に包まれた凛々しい姿が印象的でした。
    オリジナルのカルダン車との併結シーンも印象的でしたね。

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