西武鉄道の小手指の検車区は私が初めて訪問した車庫であり(⇒初めての車庫訪問)、尚且つその後も含めて恐らく一番お邪魔した回数の多い車庫であったと思います。
そんな小手指検車区の写真の中から1981年1月のリバーサル画像をスキャンしてみました。
クハ1446 81.1.24 小手指 |
こちらは偶数、池袋向きのクハ1446。
西武線の床下引き通し管は関西国電と同じように明るい色で塗装されていました。
西武線の色は関西の肌色系よりももっとはっきりした黄色に塗られていました。
クハ1443 80.3.24 小手指 |
奇数、飯能向きのクハ1443。
クモハ512 81.1.24 小手指 |
こちらの車両は改造とは言え一応空気バネ付き台車のクモハ512。
背景の101系でさえ懐かしく見る時代になってしまいました。
クモハ478 81.1.24 小手指 |
『質より量』と揶揄された代表候補、クモハ451。
好き嫌いが分かれそうな安普請インチキ車両ですが、私は地元の贔屓目で見ていますので・・・
好きです。
クハ1608 81.1.24 小手指 |
601系は一応新性能電車に区分されるのでしょうけれど、自動空気ブレーキ装備でT車の台車はTR11と、足回りは限りなく旧型電車に近い新型電車でした。
その後の更新でモハはHSC化・冷房改造で701系に編入されて本格的な新性能車になれたものの、クハのうちの6両は逆にクハ1411の代替としてクモハ451と手を組んで走ることになります。
モハはようやく新性能車らしくしてもらったのに引き換え、片やクハは本当の旧性能車になってしまうことになったのも人生色々・・という感じです。
しかしながら、1607以降の6両のクハに至ってはその旧型車になることもできなく、このまま廃車になってしまいました。
6 件のコメント:
現在はイベントしか入れないけど、この頃、西武の車庫にも入れてもらえたんだよね。
やっぱ1411がいいね!!貫通ドアの幅広さは、国鉄41に比べて拍子抜けってという感あるけど。
それから、1601がポツンと車庫の片隅にいるのは印象的ですね。デザインも湘南形の351や501(3代目)と、701との間の過渡期なので、目立たないですよね。(鉄コレのシークレットになったのは意外でしたが。)
chitetsuさん、こんばんは。
何か話しが大きくなってるようで(汗
数年前ですが、年配の方が「西武の旧形編成は旧国と同じ車体長が不揃い、
混結車両編成が在るから見てて飽きない、
見て面白い」、
と言ってたことを思い出しました。
自分は車体長が揃った編成が好きなので、
当時は受け流し程度でしたが、見れば見るほど、
調べれば調べるほど、あの時の言葉が、
何となく判るような気がします。
でも一番好きなのは多摩湖線の351編成ですけど(笑
西武の人気に譲渡先での活躍も有ると思います。
maru-ha殿
学生時代の西武線はまだまだ赤電が主力の一翼を担っていて、何でもありの編成があったりで面白かったですね。
赤電時代は国鉄の影響がまだ高くて国電好きの私には楽しかったですが、純粋な私鉄ファンには良い評価は得られ無かったでしょうね。
マシュさん
本人に確認していませんが、きっと頂いたコメントを見たあのおっちゃんがブログネタに使ってしまいました(笑)。
そちらの結果発表も気になります。
確かに、赤電時代の西武線はごちゃ混ぜの楽しさがありました。特に新宿線の朝の10連はあるものを全部繋いだような編成を良く見かけました。
その時代を知らない若い人から見た今の西武線の魅力はどの辺りかも気になります。
懐かしいお写真ありがとうございます。
自分も西武は贔屓目に見ている(!)ので、大丈夫ですよ。
クハ1601形の流転の人生、一部は451形と連結して、地方に譲渡されて生き残りましたが、後半の車輌は廃車されたのは残念でした。
クハ1701形が501系に生まれ変わったのもこの頃でした。
つのすけさん
どこかインチキ臭い601系は最後まで中途半端な存在に終始しました。
西武線の電車は各系列ともちょっとずつデザインをいじって、よく言えば進化してきました。
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