最初は、京王線の2000系に相当する高性能車、1000系です。
1000系は京王線の2000系と同じ1957年に誕生、当初はMcのみの変則3両編成でしたが、のちに編成にもう一両ずつMcを増備して4両編成に、更には中間に旧型車の1800系のサハ1300を挟んで5両編成になりました。
デハ1052 80.7.2 明大前 |
通風器のあいだの丸い突起物は扇風機カバーでしょうか。
2000系は前照灯の二灯化をデカ目で改造されましたが、井の頭線の1000系は小型シールドビームで二灯化されているのも興味深いです。
デハ1001 80.6.7 明大前 |
デハ1005 79.5.29 新代田 |
井の頭線はステンプラの一部を含めて長らくパンタグラフがPS13でした。
デハ1003 79.5.29 新代田 |
同じくデハ1003。
こちらはサボ入れが撤去されていて表情が異なります。
デハ1052 79.5.29 新代田 |
デハ1054 79.5.29 新代田 |
こちらはサボ受けが撤去されているだけでなく、アンチクライマーもありません。
デハ1053 79.5.29 新代田 |
半数の1000系は中間電動車化改造を受けて貫通編成になりました。
デハ1004 79.5.29 新代田 |
写真手前に連結されているデハ1054(ひとつ上の写真参照)はKTRのロゴの位置が異なり、大きさも小さいです。
chitetsuさん、こんばんは。
返信削除1000系は大好きな車両なだけに、画像たくさん在ると、
顔がニヤケまくってます。
今まで気づかなかった、よく調べ無かったんですが、
1004-1006は2010と同じ単Mだから3両編成になるんでしたね。
そうすると1054-1056はパンタ無しの単Mになるって事ですね。
てっきり全車両がMMユニットだと思ってました(汗
中間車化されたデハの元運転台部分の客窓は、
他窓のスチールサッシと違い、その部分だけアルミサッシ化されていたらしいですが、
何故他窓もアルミサッシ化しなかったか、謎ですね。
chitetsuさん、こんばんは。
返信削除デハ1054~6は、昭和36年に4両編成化の増備用に製造されたため、他の車両とは細部が異なります。
窓がアルミサッシ、アンチクライマーがない、座席横の握り棒と網棚との一体化などです。
なお、前照灯は一灯デカ目です。
KTRのロゴの位置や大きさの違いは、同時期の2010系と同様に、変更時期の関係でしょう。
マシュさん
返信削除1000系画像に喜んでいただけたようで、なによりです。
一見同じような1000系ですが、元・いきもの部長さんもコメントされているように製造時期で細部が異なりますし、ユニットと単Mなど、色々製造当時の事情から変化に富んでいますね。
1000系と2000系は基本同一コンセプトデザインでしたが、その後の増備車では再び各線区毎のオリジナルデザインになったのは何故でしょうか?
元・いきもの部長さん
返信削除こんばんは。
増備車の微妙な変化、2010系と同じですね。
車内も異なっていたのは知りませんでした。