2012年12月27日木曜日

富士急行、17M国電の活躍(1)

富士急行の初めての訪問は先日の京王線のリバイバルカラー見物から34年前のことでした。
今回は、その初めての富士急行を見に行った時の記録から紹介します(先日のレポートはこちらから⇒富士急行の京王カラー電車を見にゆく )。

富士急行は地方私鉄訪問の中では一番最初に訪問した私鉄の一つです。
その理由はただ単に近いだけではなく、国鉄の17M級国電が3本現役な上に、そのうちの2本の電動車が飯田線で大活躍していた未だ見ぬクモハ14形であったことが大きな理由です。


クモユニ82002(左)、クモハ115-17(右) 79.5.27
新宿からは長野行き普通列車で行きました。
当時は高尾からの山スカ以外にこんな長距離鈍行が新宿から出ていました。
今ならE233系に乗るのでしょうね。
最後尾にはクモユニ82が殿を勤めていました。
どこの駅かメモがなく忘れてしまいましたが、こんな写真を撮っていました。
左の荷電に止まらず、右の大目玉の115系も今となっては懐かしい電車の仲間入りをしてしまいました。


クハ7062 79.5.27 暮地ー三ツ峠
三つ峠から暮地の間は勾配もきつく、景色も綺麗です。
ここで17M車の四連を待ちました。
こちらは今回京王カラーを撮った時と同一地点です。
同じ場所の今回の訪問画像はこちらから(⇒富士急の京王カラーを見に行く(下))。



モハ7031 79.5.27 暮地ー三ツ峠
4連で大月に下ってゆく殿には原型の面影をよく残すモハ7031が付いていました。
これには興奮しまくりでした。
色こそ違えど飯田線の活躍を彷彿とさせるものがありました。
水の入った田んぼにモハ32の面影が写りこんでいます。



クハ7063 79.5.27 三ツ峠ー暮地
場所を移動して元青梅線編成を待ちます。
新緑が目に眩しい昼下がりでした。
先日の訪問の時にこちらを通りましたが、今はこの場所の雰囲気は殆んど残っていませんでした。


モハ7032 79.5.27 暮地ー三ツ峠
モハ7032 79.5.27 暮地ー三ツ峠

 モハ7032 79.5.27 三つ峠ー暮地
有名な大カーブのところでもうひと編成のクモハ14を待ちます。
こちらのクモハ14は更新で正面雨樋がカーブした国電標準顔になっていました。

6 件のコメント:

  1. 似非工房饅頭庵2012年12月27日 6:02

    おはようございます。
    自分が先週立った場所が、昔だったらこんな被写体で撮れたのかと思うと感慨深いです。

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  2. chitetsu殿おはようございます。
    このときの撮影場所のご記憶が先日の撮影場所選びに生かされたわけですね!?
    先日の景色との対比を興味深く思いました。
    ・・・でも基本はあまり変わってない(爆)。
    それにつけてもクモハ32!
    富士急色がコレまた案外 似合ってますね!
    今朝もええもん拝見しました!

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  3. 1枚目は相模湖駅ではないかと思われます。
    3番線までのホームと右上の中央高速がポイントです。
    自分もここで撮った181系のあずさの写真がありますww

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  4. 饅頭庵さん
    時間の経つのは早いですね。
    富士急のクモハ14を見た時の記憶は鮮明に覚えていますが、随分と昔のことになりました。
    今考えると近いのだからもっと言っておくべきだったと悔やまれます。

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  5. 犬急さん
    昔の記憶を頼りに行ったものですが、変わっているといえば変わっているし、そうでないとも言えますね。
    富士急色、思ったよりも国電に似合いますよね。

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  6. 赤影さん
    場所検証、ありがとうございます。
    改めて地図を見てみると確かに中央高速が決め手ですね。
    勝手に四方津かと思ってました。
    長距離鈍行、本当に減りましたね。

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