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2012年12月18日火曜日

感動した叡電の修学院車庫訪問

元田中で一通り叡電の電車を見て、まずは満足。
次は修学院の車庫を訪れました。


左からデナ125、122、21、1001
81.2.22 修学院
車庫を覗いたらデナやデオがいっぱい居ました。
デナが3編成と阪神車体で生き残っていたデナ500形がお休み中でした。
これでは中々デナがやって来ない訳です。
恐らく二連は朝晩中心の運用で、昼間は車庫寝の運用なのでしょう。
しかし、車庫で昼寝中のデナ達、みんなして庫内や狭い場所に押し込まれていて、これではどれをとってもまともな写真が撮れません。
ところが、ここで感動のサプライズが起こったのです。


デナ506 81.2.22 修学院
車庫の方が「どこから来たんだい?」と声を掛けてくれました。
東京から来るのなんて全然珍しくはないと思うのですが、「折角来たんだから、引っ張り出してあげるからどれが良い?」という信じられないことを言ってくださいました。
そしてリクエストしたのが阪神車体で唯一現役だったデナ500形です。
まさに目の前でパンタが上がり、構内を動き出した時の写真がこれです。


デナ505 81.2.22 修学院
バッチリの位置に止めていただきました。


デナ506 81.2.22 修学院
相方もバッチリ。
迷惑を掛けぬよう、早めにそそくさと電車の周りを一周して撮影を終了。
お礼を言いに声を掛けると、「次はどれが良い?」とまたもや嬉しくも信じ難いお言葉。
遠慮なく、「次はデナ121形」をお願いしちゃいました。


デナ122 81.2.22 修学院
という訳で、デナもバッチリ撮れました。

デナ124 81.2.22 修学院
移動中に反対側もしっかり撮影。

デナ22 81.2.22 修学院
結局もう一本のデナも動かしてもらい、在庫車両を殆ど右に左にと動かして頂いたことになります。まさに感謝、感謝。


デナ505 81.2.22 修学院
500形の車内。芸術的ですらあります。

このような信じられない出来事にあっという間に時間が過ぎ、その上お茶もご馳走になって、記念写真を一緒に撮ってから車庫を辞しました。
車庫に入ること自体が厳しくなっている昨今、こんなことはもう二度と体験できないでしょう。
まさに夢のような時間でした。

6 件のコメント:

hawk さんのコメント...

chitetsu様。叡電車庫訪問良かったですね。小生も中学生時代(ポールの頃)車庫に行って見学させてもらったことがあります。その際にいただいたデオ300の竣工図が残してあります。
現在、車両には京阪のロゴマークが貼られ、京阪電鉄 叡山線のようになってしまい、少し寂しいです

犬乗寺下り松 さんのコメント...

chitetsu殿、おはようございました。
そんなアホなことがあるんですね。
模型でなくて
ホンモノを動かしてもらえるってホント、今ではありえないでしょうね。
昨日から叡電拝見してます。78-79年頃よく乗りました。懐かしくて涙ちょちょぎれそうです。当時、私自身はすでに鉄ちゃんから離れていてほとんど記憶になく残念です。こんなかっこいい阪神電車が走ってたんですね・・・
いいものを拝見しました。
ありがとうございました。

Cedar さんのコメント...

いい話だ~(涙ちょちょぎれ)!
現場にも余裕があり、ファンにもマナーがあった時代ですね。
昨今のイベント化した車庫公開に何千何万という人が押しかける光景の方が変?

chitetsu さんのコメント...

hawkさん
叡電の車庫訪問はいろいろな車庫を訪問した中でも忘れられない車庫訪問となりました。
親切な職員さんに感謝です。
hawkさんのお話からも訪問者には親切に対応をしてくれていたことが伺えますね。
叡電に京阪マーク、流れからして有り得ることですが、あまりしっくりきませんね。

chitetsu さんのコメント...

犬乗寺下り松さん
昔の蒸気機関車時代に車庫の人に機関車を動かしてもらった話はよく聞きましたが、自分もその体験をすることができるとは思いもよらなkったです。
この後、もう一回だけ富士電車区でも身延線の電車をあっちこっち動かしてもらったことがありました。
どちらにしても今考えると良い時代でした。

chitetsu さんのコメント...

Cedarさん
修学院の車庫の方は大変親切で感動しました。
現代の人的にも管理面でも厳しい時代ではありえない話になってしまいました。
残念ながら色々な面でゆとりが無くなってきましたね。