2012年7月20日金曜日

福井鉄道、ちょっと変わった事業用の車両達

福井鉄道訪問の最大の楽しみは、やはり大型電車がゆさゆさしながらの路面走行というインターアーバン的魅力でありますが、それと併せて事業用の保有車両が規模の割に多くあり、それぞれ個性豊かだったことにもあった気がします。
保有車が多い理由は北国特有の冬対策もあるでしょうが、どうもそれだけではないような・・・。

デキ11 95.10.3 西武生
西武生では色々な車両に会えることができました。
その中からまずは変わり種機関車、デキ11から行きます。

二枚とも デキ11 91.11.2 新福井
名物電気機関車(?)、デキ11です。新福井で雪が降るまで待機中の図です。
この機関車、木造の貨物電車として作られたはずですが、後年に大改造を受けて除雪車になっていました。正面が切妻なのは当初からなものの、こののっぺらぼうのようなお面に露出型の前照灯の組み合わせは独特なものです。
今なお現役の木造電気機関車(電車?)として貴重な存在です。




3枚とも デキ11 95.10.3 西武生

こちらは西武生での画像です。
恐らく冬を前にスノープローの点検をしていたらしく、スノープローを付けたり外したり職員の方が作業をされていました。
スノープローのない姿、ちょっと間抜けた感じです。


デキ3 95.10.3 西武生
電気機関車も除雪用として複数在籍していました。
デキ3には蔦が絡まっており、再起可能性は低そうでしたが・・・本年再訪をした折きれいに整備されている姿を見てちょっと驚きました。


保線用貨車? 89.5.14 西武生
こちらはちょっとユニークな保線用車両です。
中古の電車用の台車を履いているあたり、模型にしたいです。


95.10.3 西武生
保線用の無蓋車と架線点検用のモーターカー。


95.10.3 西武生
この写真だけ見ると編成を組んで出発を待つ貨物列車みたいにも見えますが、実態は機関車には車庫側から生えた蔦が絡まって引きちぎらないと動けなさそう?な状態です。
後続の二両も役に立っているのか、ただの放置なのか?わからないワフ。


ホサ2 89.5.14 新福井
こちらも保線用のホキならぬホサです。
かなりの年代物ではないでしょうか?
保線作業の時は件のデキが牽引?それにはスノープローが邪魔?
良くわかりません。

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