当初は電車庫のみの試作だけにするつもりでしたが、やはり簡単なジオラマ風に仕上げることとしました。
理由は、①線路の車庫⇔アプローチ部分の前後の高さ関係に問題がないかを確認する意味で手前側の線路も工作して様子を見たいということや、②ベースより低い位置に来るピットを活用するには、床を嵩上げしないと折角のピットの印象把握ができないことです。
ということで、ベースのサイズから検討です。
シナベニヤに乗せて検討中。 |
線路二本だけでは詰まらなそうなので、手前に線路を一線追加することにしました。
折角作るジオラマですので、これを将来のモジュールに組み込みをすることができるように考えて配置を検討してみました。
ただ、手持ちのベニヤサイズでこのスペースを全て埋めるのはしんどい・・・ので、縦横共にカットし、400×250mmとしました。
手前の線路は、引込線にも本線にもどちらにも見える雰囲気にしたいと思います。
ピットの切り欠き加工。 |
カッターナイフでシコシコと抜きました。なかなか抜けず・・・ああ、腕が痛い・・。
ベース完成。 |
今回のベースは暫定的なものと考え、将来的にモジュールに組み込んだ時に支持できるように角材も小振りのもので製作しました。
そこに、車庫のベースを置いてみます。
枕木を貼り付け。 |
次に線路部分の調整に入ります。ベースを早速1.5mmのバルサで高さを調整後、Railcraft製の枕木を約10mm間隔でこれまた安直に両面テープで貼ってゆきます。
すべての枕木がつきました。 |
ゲージを当てながら線路敷設。 |
あらかじめ錆色に塗装しておいた70番のレールをいつもはスパイクしますが、今回はベース部分の状況等からゴム系接着剤で接着してゆきます。
線路敷設完了! |
接着剤だけでは心配なので、ある程度の間隔でスパイクを打っておきました。
枕木、地面の塗装。 |
アンバー系と黒を混ぜつつ、薄く溶いて塗り重ねます。
地面が露出しそうなところは、タミヤの情景テクスチャーペイント「砂・ライトサンド」を塗ります。
バラスト撒きました。 |
これで、ジオラマ製作の峠は越えました。
あとは地面の乾燥をじっくりと待ち、余分なバラストを取り除いていよいよ電車庫を立体的に組んでゆきます。
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