2023年10月31日火曜日

青梅・五日市線の73系電車 その2・クハ79形

青梅・五日市線の73系電車、二回目はクハ79形です。

クハ79180 77.3.14 豊田電車区

こちらは63形改造のクハ79形です。
前面が関東型Hゴム改造されています。

クハ79176 77.3.14 豊田電車区

63改造車ですが、こちらは原形窓タイプです。

クハ79394 77.12.26 西秋留

こちらは300番台です。
アコモ改造を受けています。



クハ79452 77.3.14 豊田電車区


中央東線の山スカからの転籍車で、ぶどう色に戻されていましたが、タブレット保護柵と側面のサボ受けはそのままです。

クハ79430 77.12.26 武蔵増戸

こちらも山スカ転属組です。
山スカ用の車両はアコモ改造を受けずに終わりました。



6 件のコメント:

  1. 五日市線といいますと、昔読んだTMS(Nゲージマガジン、No.17)で(国鉄の)電化単線でレイアウト向けと紹介されていまして(今はどうだか知りませんが、92年当時は日中でも103系4連があったので車輌も入手しやすいものでした。)、説明読むと駅がどれも個性豊かでそれでいてNゲージなら十分再現できる規模のもので魅力的でした。

    写真に写っている73系の編成も4連ぐらいですかね?国鉄だとこれぐらいが迫力ある編成の下限かなって気がします。

    返信削除
  2. レサレサさん
    当時の五日市線は通常4両、ラッシュ時クモハ40を足した5両でした。青梅線と異なり今も大差ないですね。

    返信削除
  3. こんばんは。

    クハ79180、台車がDT12ですね。クモハ63も、比較的初期の車輌は戦災台車を利用していたことを示すわけですが、少なくとも前位の台車は、DT12のうちでも比較的後期のタイプ(軸箱守の外側にクレーン掛け有り)ですね。
    一方、クハ79176はDT13台車になってます。この辺が面白いところですね。
    元山スカでアコモ改造された車輌が無かったのは、時期的にもう更新しない時代になってしまっていたからでしょうかね。

    返信削除
  4. すぎたまさん
    63形時代の車両にはかなりの両数のDT12装備車が混ざっているようです。これも混乱期らしい特徴ですね。山スカはアコモ対象外でしたので、転用後も原形に近い姿を保っていたと思われます。

    返信削除
  5. 青梅、五日市線では72,79形920番台が非常に少なかったのが特徴(末期ではクハ79942だけ)でしたが、何故920番台が少なかったのか、「我が心の飯田線掲示板」で話題になったことがあります。
    昭和40年代後半では「920番台全金車の劣化が進んでいて、300,500番台、特にアコモ更新車のほうが状態が良かったため、300,500番台の方を優先的に配属するよう、現場で要望したのではないか」という説が出たのですが、920番台は昭和40年代前半までは京浜東北線の920番台統一編成など「虎の子」のように使われていたのが、昭和40年代後半になると「急速にくたびれてしまった」との情報が寄せられました。
    920番台が登場した昭和30年代前半は、ナハ10系客車に始まる「軽量構造」や「内装等の全金化」など、車体製作技術が急速に発展しましたが、これに対して金属の材質等「冶金技術」が追い付かなかったようで、「初期高性能車」とされる一群など、この時期の車両は早い時期の車体の劣化に悩まされていた印象があります。昭和50年代の高崎線を走っていた115系の印象でも、当時新製から10年以内だった300番台に対して、0番台はくたびれた印象があり、実際の新製時期の違い以上に「新しさ」「古さ」の違いを感じた印象があります。

    返信削除
  6. 原口さん
    初期の全金属車はおっしゃる通り概して劣化が早かった気がします。
    乗車していて特に感じたのはナハ10系で、隙間風が多く、冬場は特に寒い車両として敬遠していました。

    返信削除

コメントはフリーでお受けしています。しかし、個人的なブログですので、リプライ及び不適切と判断したコメントの削除は管理人判断で行ないます。