2021年7月15日木曜日

信州のスカイブルーの電車

 旧型国電時代の大糸線の電車はスカイブルーでした。

行方不明スキャンデータに大糸線のリバーサル画像がありましたので、お目にかけます。



このカラーリング、年寄りの厚化粧だとか、寒い場所でブルーなんてもっと寒くなっちゃう~などなど酷評も多かった記憶がありますが、自分は結構好きでした。
この辺りの評価は年代によっても差があるのでしょう。
首都圏で活躍している時代を知っている人からはやはり評判良くなかったのではと思います。



でも、アルプスをバックに走るスカイブルーの電車はそれなりに美しかったと思うのです。




大糸線の電車は編成が比較的長かったのも良かったですね。


信濃大町までは全くの平坦線。その先から山あいに入ってゆきます。

風景は美しいですが、列車本数も減ってしまうのが玉にきず。


時にはこんな試運転電車にも会いました。
営業運転ではみかけない3両編成でした。



海坊主を先頭にした堂々7両編成です。


模型で残したいスカイブルーの電車の想い出でした。

2 件のコメント:

  1. 国鉄も私鉄も、戦前型の電車はツートンカラーが最も似合うように思いますが、スカイブルー単色もそれなりにスマートさがあるかもしれないですね。通勤通学輸送優先で、普通列車はずっとロングシートのゲタ電ばかりでしたが、2扉クロスシートのクモハ43810やサハ45が末期に転入してきたのは、ファン向けの?サービスだったようにも。

    信濃大町以北は人家も本数もまばらですが、晴れた日に北アルプスを間近で見上げる風景は、信州の鉄道でも屈指のスケール感があると思います。

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  2. 旧国にしては派手な色だったかも知れませんが、北アルプスの山々にも田畑の緑にも映え、一色塗りとしては良い色だったと思います。海坊主は特に存在感がありました。長い編成を俯瞰できるのは、飯田線などとはまた違った魅力がありましたね。

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