2021年1月14日木曜日

ごあんあい ハッチポッチ展開催。

 ごあんないです。

緊急事態宣言下ではありますが、さかつうギャラリーにて『ハッチポッチ~7人の模景展』を今週末から月末まで開催します。


上記フライヤーに書かれたように7名各人各様の模景作品を展示します。

私以外は激団サンポールもしくは会津ヨシ!さんの方ですが、そのグループの枠から外れたところで7名が集まった飲み会で、7人展をやろう!という話が急浮上。そのことがきっかけで企画された作品展です。

メンバー名を見ていただければお分かりのように、会場では個性豊かな作品ばかりが並びます。

このような情勢なので開催自体をどうするかという議論にもなりましたが、感染対策を行った上で開催することとなりました。

是非お越しください!といいたいところですが。。。とても是非!とは言えない状況ですが、ご案内いたします。

詳しい内容は下記もご参照ください。

ハッチポッチ ~7人の模景展 – さかつうギャラリー (sakatsu.jp)

私の作品は2点を予定しております。

そのうちの一点は新作です。お越し頂けない方も多いかと思いますので、そちらをご紹介します。



作品名は『場末の駅風景』。
風間克実さんの花巻電鉄中央花巻駅の画像を拝見して是非製作したくなったものです。
中央花巻駅は花巻電鉄の起点駅の一つで、その昔は岩手軽便鉄道の花巻駅と接続していたターミナルであったようですが、岩手軽便鉄道が国有化・花巻駅乗り入れをしてからは、寂しい駅となってしまいました。場所も少し移動して一線スルーとなって場末感がいっぱいのさびしい始発駅となっていました。

©風間克実氏 中央花巻駅

こちらはその風間克実さん撮影の中央花巻駅です。
駅舎は移転時に建築されたと思われる戦後モダン建築です。
線路は一本だけで、寂しく途切れている感じです。駅には改札も無く、駅舎の向こう側には駅員家族のものなのか、洗濯ものがホーム脇に干されています。
駅前の三流映画館も場末感をさらに増幅させた感じです。
この画像を含めた同駅の風情はTMS誌に掲載されました。
当日は風間さんの記事も添えさせていただこうと思っております。



模型ではその風景をモディファイしながら再現をしてみました。
駅のホームも小型電車1輌程度の有効長で、ひがな単行電車が発着します。



駅を出るとすぐに専用軌道とも併用軌道ともつかない街中に飛び出します。
一応駅前には大衆食堂に雑貨屋さんがあり、日通系の運送屋もあります。
駅前には風間さん写真同様映画館があります。封切館ではなく、青年映画中心三本立ての上映をするような映画館です。


この作品は、関西のとある方のリクエストで製作をしたもので、2月にはその方の手元にお渡しすることになっています。

改めてRMM誌上では発表させていただこうとは思っておりますが、さかつうギャラリーでの今回の公開がみなさまの前でお見せできるのは最初で最後となります。

3 件のコメント:

  1. 映画館のセクションが東京では唯一見られるとなれば、こりゃコロナをかいくぐって見に行きます。
    で、前から気になってましたがハッチポッチ~ってのはどういう由来で?

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  2. Cedarさん
    仰る通り、2月の例の神戸のイベントの時に京都の方にお渡しする予定ですので、皆さんにお見せできるのは今回限りになります。
    ハッチポッチとは『ごった煮』というような意味合いで、7人7様で、共通点が作品上は見出せませんけど、楽しんでくださいという意味合いです。

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  3. 本日、作品をしっかり拝見して来ました。
    この展示会が鑑賞できる最後のチャンスとは知らなかったので寂しい限りです。
    あの小さなスペースによくぞあれだけの世界を作り込んだものですね。

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