各形式ごとに主な車両を紹介してみたいと思います。
クモハ73072 76.9.5 川崎 |
63改造のオリジナルクモハ73です。
この時点でも基本編成に組み込まれる偶数車は既に少数派になりつつありました。
クモハ73191 78.5.25 武蔵小金井電車区 |
中間に入ってしまうことの多かった63改造車をようやく最期の廃
車回送時に捉えることができました。
クモハ73109 77.11.23 稲城長沼 |
近代化改造車のクモハ73109。
正面に縦樋が露出している初期に改造されたグループです。
クモハ73125 77.8.2 中原電車区 |
上と同じ近代化改造車ですが、こちらは正面縦樋が埋め込まれたタイプです。
クモハ73509 77.11.23 稲城長沼 |
こちらは、モハ72から改造された近代化改造車です。
クモハ73の近代化改造車と基本的には一緒ですが、元車号がない為に500番代の番号が付けられています。
稲城長沼の電留線にて撮りました。
方向幕を回したら、こんな行き先が出てきました。
クモハ73517 77.3.26 中原電車区 |
偶数と奇数では空気管の配管が逆になっています。
クモハ73504 78.1.29 矢向 |
こちらも500番代車。
クモハ73507 78.7.31 中原電車区 |
普段はあまり見られない連結面側です。
葡萄色の国電にシルバーシートの表記は最後まで違和感を感じました。
クモハ73614 78.1.22 矢向 |
新製モハ72から改造された600番台。
偶数は後ろパンタ、奇数は前パンタ装備で、どちらも南武線に配属がありました。
クモハ73901 77.8.2 中原電車区 |
ジュラ電の試作改造車のクモハ73901。
5 件のコメント:
全金試作車の900番台は現場にとっては扱いが面倒だったのか、最終的にほとんどが東京から地方線区に回されていたので、73901だけが南武線に留まっていたのは後から考えると不思議です。中原電車区はけっこう大所帯でしたが、関西からの転属車もいたんですね。
稲城長沼や南多摩駅は、ひなびた郊外私鉄風の雰囲気が親しみやすかったですが、名物だった長い電留線は本当に長かったですね。
midorinoneko さん、サハ78900もいましたよ。カツミ模型店のサハ78の模型は、あれにしかならんです(笑)。
すぎたまさん
サハ78900も南武線に最後までいたんですか。サハ78は目立たないし全金車は1両だけだったので、存在自体をすっかり忘れていました(笑)。
midorinoneko さん
試作車はどの時代の車輌も厄介者扱いされるケースは多いですね。
73の900,902はあちこちたらいまわしされていました。
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