今回の台湾の旅の企画時には予想していなかったことでしたが、この日が行李列車の定期運行の最終日にあたってしまいました。
以前から撮りたかったけど、ダイヤもわからず気づいたらすれ違っていた行李列車を期せずして見れるラストチャンスとなってしまいました。
19.2.27 暖暖 |
情報によりますと、逆行(=反時計回り)の最終列車は七堵までがDEL牽引、そこからはEL牽引、更に彰化からは南海電車ラッピングのELが牽引して最期を飾るとの話。
この日はこの列車を追いかけることになりました。
そこでやって来たのがこちらの暖暖駅です。
19.2.27 暖暖 |
暖暖の駅名票を入れてDEL牽引でまずは一発目です。
19.2.27 暖暖 |
後ろ姿は日本の荷物列車そっくり。
現地鉄もちらほら。
これが日本だったら大騒ぎでしょう。
19.2.27 暖暖 |
なぜか、ホームをバイクが走行。
よく見たら駅の奥が道路で、ホームもその一部と化している模様です。
19.2.27 汐止 |
七堵で停車中の列車を追い抜き、汐止駅で待ちます。
ここで一日遅れて訪台したCedarさんとも合流します。
やって来たのは、この間スピード超過でひっくり返ったプユマ号。
19.2.27 汐止 |
そして、目的の列車は・・何と反対側からやって来ました!
台湾の鉄道は単線並列という信号システムを採用しているためどっちの方向にも走れるようになっており、上り線、下り線という日本的概念とは異なる柔軟性のある運行がなされています。
そのため時として複線の本線上での緩急追い抜きもあるのだそうです。
信号システムのメンテナンスは大変でしょうが、合理的な部分も多々あります。
機関車も選手交代するかと思いきや、先頭にELを加えた重連。
これもサービスなのでしょう。
19.2.27 汐止 |
ここで逆行側ホームに入って信号待ちで停車してくれたので、あわてて反対ホームへ。
形式写真を撮りながら後ろ姿を見送ります。
19.2.27 南港 |
そして、今度は新幹線を使ってワープします。
19.2.27 新烏日 |
台中に着きました。
日本とは違って新幹線が別会社なので、駅名が紛らわしいことに新幹線と台鉄線とで同じのが両方にあって、場所が全然違います。
この新幹線台中駅も台鉄線はこの駅名。
ちょっとわかりにくいです。
19.2.27 新烏日 |
スネ夫号区間車が来ました。
これで彰化まで行きます。
19.2.27 大村 |
その後彰化で昼食・機関庫見学後の再び行李列車を待ちます。
待ってる間に唯一来た気動車列車。
19.2.27 大村 |
客車列車も来ましたが、目的列車はなかなか来ないうちに陽が落ちてしまいました。
19.2.27 大村 |
そして、ホームに灯りが灯るころ、ようやくやって来ました。
機関車は予想外に重連になっていました。
19.2.27 大村 |
そして、走り去っていきました・・・・。
これにて、定期運行の行李列車は休止だそうです。
休止とは言うものの、段階的廃止を睨んでのもののようです。
ただ、行李車自体が廃止になるわけでなく、定期列車に併結されて運用されるようになるとのことです。
続きます。
汐止で反対ホームに移動とは、流石ですね。形式写真撮り損ねました。
返信削除Cedarさん
返信削除反対ホームへ動くのがちょっと遅くて、編成の前まで行く前に動き出してしまったのが、残念です。
近代的な特急が走る線なのに、客車列車や気動車までやって来るとは・・80年代の常磐線上野駅を思い出しました。日本では30年以上前の話なのに、すごいですね!
返信削除通りすがりの64さん
返信削除もう、なんでも来ますよ!
黒い貨物列車だって来ます。
30年前の日本の感覚がありますね。