2018年8月4日土曜日

たった8分の滞在・渚滑線の北見滝ノ上駅

1982年の冬は大学鉄研の合宿で北海道に行きました。
その折、廃止が取り沙汰されていた地方交通線をどのように効率的に回るかが話題になっていました。

82.3.8 北見滝ノ上

渚滑線は名寄本線の渚滑から内陸部へ入る路線で、訪問するのはちょっと時間を要しました。
前後の記憶が無いのですが、写真の明るさから想像するに時刻表で見ると紋別発16:09発北見滝ノ上17:11着の727Dで行ったらしいです。

キハ22328 82.3.8 北見滝ノ上

北見滝ノ上からの戻り列車の発車は17:19発なので、この駅にはたった8分間しかいられませんでした。
三脚を構えて両側撮って、入場券買ったらもうぎりぎりでした。

キハ40105 82.3.8 北見滝ノ上

駅名票は「北見滝の上」、サボは「北見滝ノ上」と表示が違うことに気づきました。

キハ40105 82.3.8 北見滝ノ上

名残惜しいのですが、列車は雪原をすーっと気動車らしくない静かな音で発車。
薄暮の街並みが遠ざかってゆきました。
この感覚は冬場の雪に包まれた時期にしか体験できないものですね。

渚滑線はこの訪問の3年後の1985年3月末で廃止となり、姿を消しました。


1 件のコメント:

  1. はじめまして!

    突然のご連絡失礼いたします。

    今現在、道北を中心に廃線訪問証なる「惜鉄訪問証」を制作、販売しております友井逸平と申します。

    この度、「渚滑線」の北見滝ノ上を制作する事になり、もしよろしければ「吊り掛け電車をもとめて
    」さまの素晴らしいお写真を使わせていただけないでしょうか。

    もしメアドをお教えいただければ企画書をお送りいたします。また、多少ではございますが使用料もお支払い致します。 何卒ご検討いただけますと幸いです

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