その旧型国電以外に富士急行オリジナルの電車もまだ細々ながら活躍していました。
当時活躍していたのは開業時のモ1形を昭和36年以降に17メートルの車体に載せ替えられた電動車群と木造省電を鋼体化改造した制御車でした。
クハ3662(左)、モハ3602(右) |
河口湖で側線の奥に停車中のオリジナル電車と貨車。
モハ3602 81.8.18 河口湖 |
こちらは、写真左側の両運転台のモハ3602です。
モハ3631 81.8.18 富士吉田 |
同じ仲間ですが、こちらは片運転台・後ろパンタのモハ3631です。
モハ3603 81.8.18 富士吉田 |
オリジナルの電車は単行から4連までフレキシブルに運用されていました。
こちらは制御車を中間に挟んだ3輌編成です。
クハ3662 81.8.18 河口湖 |
木造省電の鋼体化改造車クハ3662。
既に使われていないようでした。
台車がかなり小さいです。
クハ3661 81.8.18 壬生 |
こちらは現役のクハ3661。
荷物電車を併結した3輌編成です。
一生懸命作ったのでしょうが、どこか垢抜けないもいかにもな感じです。
モニ101 82.4.1 大月 |
荷物電車。
富士急オリジナルのデザインが残された電車でした。
これらのオリジナル電車は小田急からやって来た5200形に機器を譲ったり、5700形の導入に合わせて廃車、事業用として残されていたモハ3602と3603が1994年を最後に全車が廃車、解体されました。
モニ以外は窓の天地寸法も拡大されていて、京阪の1300よりプロポーションもよさそうなんだけど、確かに今ひとつ垢抜けないですね。どこが違うのだろうか。
返信削除モハメイドペーパーさん
返信削除たぶんあか抜けない原因は腰が高めなせいではないでしょうか。